こんにちは。レイチですドキンちゃん
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2011年3月11日 午後2時46分


あの日、わたしはまだオペレーターの仕事をしていて
あと少しで仕事上がりの時間というところで
東京から長文のお客様の電話を受けていた。

「うわ、長文かぁ~時間内に終わるかな」

そして、読み返しをしてるまさにそのとき
ビルがグラグラと左右に大きく揺れ始めたのである。それが、けっこう長い間
つづいたような。
机に立てかけてあるファイルなんかが、飛んだりして
中には「きゃー」と悲鳴まであげるオペレーターも。

わたしは、ドキドキしながら慌てた。
なんとしてもこの電報を作り上げて送信せねば!!

「す、すいません。今ちょっと地震が!急いで読み返しますね!!」

「え?そうですか?こっちは東京ですが揺れてませんよ?.....あ、こっちも揺れてきた」

わたしは、システムが止まるんじゃないかと心配しながら、なんとか最後の1件を仕上げて
送信した。



あんだけ大きな揺れがあったのに避難させないのかよ!と内心毒づきながら、様子を
うかがってると、また大きな地震がきて、とうとうビルのスプリンクラーが壊れて廊下が
水浸しになり、そこでやっとうちのセンターは近所の学校に避難させたのである。

近所の小学校の校庭は、最寄のオフィスから避難してきたひとたちで満杯だった。
ところが余震は校庭でさえ揺るがすほどで、学校の窓ガラスが割れるのではないかと
みんなが校庭の中央へ中央へとより集まった。

どうやら宮城県沖が震源地らしいということはわかったが、その地震でお台場で
火事になってるということを知って「なんで東京で?」と、わたしたちは不謹慎にも少し笑って
自らの恐怖心を紛らわせたのである。

でも、その頃は道路にバスも普通に走っていて
わたしたちは、ことの重大さにまだ気づいていなかった。