カイリに初めて会ったのは5月15日でした

センターの職員さんに

生後5ヶ月位の子犬が3匹いるのだが1匹がものすごくビビリで

早めに家庭に入れさせてあげたい

という依頼を受け

ふわりの引き出しに行った時にあったのです

カイリはふわりと一緒に収容された兄弟でした

その時のカイリは一番人馴れしており

おもちゃで遊ぶなど

センターの譲渡会でご縁をつなげる事が出来るであろう

普通の犬でした

ユウリは少しビビリでしたが

少しづつ匂いをかぐこともできていました


本当なら兄弟いっぺんに引き出してあげたいけれど

わが家には他にもお預かりしている子がいるし

中型の子をいっぺんに3匹は引き出せないので

ふわりだけ我が家に連れてきたのです



ところがそれから2か月たった7月

センターに行くと

人を見ると唸るようになっているカイリとユウリがいたのです

その姿を見た時には愕然としました

特にカイリはガリガリに痩せていました


もちろんセンターの職員さんたちは一生懸命お世話をしてくださっています

しかし

収容されている頭数に対して

お世話をする職員の数が圧倒的に少ないのです

一匹一匹充分時間をかけてお世話をする時間などありません


そんな環境の中で

大事な幼少期を過ごした二人を見て

ど~~~しても引き出してあげたかった

でも我が家にあと2匹はどう考えても無理…

でも一匹だけ残す

という選択がどうしてもできなかったんです


という事で

預かりは少しお休みすると言っていた海ママに

お願いしたんです 

快く引き受けてくれた海ママと海ママのご家族様ありがとう

どこの団体さんもそうですが

中型犬を預かれる預かりさんが少ないです

でもセンターに収容されている犬は

圧倒的に中型犬が多いんです


アグリでも預かりさんを募集していますが

なかなか預かれる人がいないのが現状です 


 こうして海ママが引き受けてくれたおかげで

3兄弟引き出す事が出来たのですが

カイリには引き出してから体調がおかしい事に気が付きました

ガリガリに痩せていたので

ご飯を食べさせ、適度に運動をしていました

下痢もしてましたが

保護したばかりの子には多い事なので様子を見ていたのですが

一向に太らないのです


駆虫もしてありますが下痢も治りません


血液検査、エコー検査、レントゲン等色々と検査していただきました

特に血液検査の結果はどこもかしこも数値が悪く

どこが悪いという特定がなかなかできませんでした


そして先日

膵外分泌不全症の疑いあり

という診断を受けました


膵外分泌不全症

というのは膵臓から分解酵素が十分に出ていない

という病気です

消化酵素が十分に出ていないという事は

自分では食べ物を消化できないので

食べたものが吸収されずに流れてしまうという事です

消化するためのお薬を飲んで補ってあげなければなりません

現在お薬を飲んで経過観察中です

カイリに合うお薬が見つかるといいね

合わせて療法食も与えています

低脂肪の物や繊維質の物

カイリにとって一番いいものを探したいと思います


これから経過を見ながらまだまだ検査が必要です

雑種の子で病気があるとなると

なかなかご縁も遠のくと思いますが

食べても食べてもやせ細っていくカイリを目の当たりにしていた時期に比べると

正直、病名が分かってホッとした気持ちなんです


膵臓は治る病気ではありません

しかし

お薬を飲むことで

元気で普通の生活を送ることができるのであればいいと思っています

カイリはいま生後9か月くらいです

カイリの過去はまだまだ短いものだけど

決して平たんで幸せな仔犬時代ではありませんでした

キャピキャピすることも

甘える事も出来ない仔犬時代でした

これからの犬生が明るく輝くものになるようになればいいな

と思います


また経過についてはご報告させていただきたいと思います


だからカイリ兄ちゃんは痩せてたんでちね
 

私たちの体の中ではたくさんの臓器が頑張ってくれているんだな

と改めて思いました
丸々と太って健康でいられることに感謝だね

いや!

私はこれ以上丸々としてはいけない💦

カイリに私の消化酵素をわけてあげたい…


カイリ

これからどんどん太ろうね!

 

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