まず写真から
今回お世話になったButtermereののBridge Hotel
ホテルから歩いて2分ぐらいのカフェ。ここは、なんと母親と数年前に来ているのだ!
まだ朝早いので、月が残っている。朝の散歩途中。
今日登る予定のHaystacksが正面に見えている!
紅葉最盛期から2,3日後ぐらいだろうか。まだまだきれい。
りす注意。
ここら辺の羊の顔はかわいい。そして相変わらず車道で堂々としている。
ちょうどホテルの前の川。ここがほんと素敵。
着々と登っている。けど疲れがない。栄養たっぷり、睡眠たっぷりだからか。
結構拍子抜けな感じであっという間に山頂へ。 597m!けどほとんど0から登ったからそこそこ登っている。
きゃー!
湖水地方いい♡
山頂を通りすぎて、小さい池に到着。
たしか、右に見えている道を下りて行った。こっち側の道は、緩やかで安全。
やっほー!
ここら辺もほんときれい。絶対にまた来るぞ!
朝の散歩&カンブリアンブレックファスト
朝、目を覚ますといつもと様子が違う。
そりゃそうである。私は湖水地方に来ているのだから。
湖水地方に来る前までは、朝ごはんが一番早くて8時なので、朝ごはんをパックしてもらって、日の出と共にホテルを出発しようと思っていた。
だがしかし、日の出が7時を過ぎているので、それであればいくらがんばって多少早くホテルを出発したといっても、パックされた朝ごはんをどこかで食べる手間なども考えると、もうホテルでいただいた方がいいと思った。
ホテルのおばちゃんも、朝ごはんおいしいから食べて行けという。
それなので、8時からであるが、ホテルで朝ごはんを食べてから出発することにした。
おそらくCOVID-19のせいであるが、朝ごはんのオーダー用紙を前日9時までにレセプションに提出することになっている。今日は、登山に体力を使うので、迷わずにカンブリアンブレックファストにしたのである。
ちなみにカンブリアとは、湖水地方のエリアのことを指す。だがしかし、イングリッシュブレックファストと、ほとんど違いはない。敢えて言えば、ソーセージがカンブリアンソーセージだということぐらいである。ここら辺のソーセージは有名であり、どこにいってもカンブリアンソーセージをいただくことができる。
そして朝は日の出時刻に外にでて、朝のButtermereの散歩に出かけたのだ。
昨日はすぐ暗くなってしまったので、ほとんど探検はできなかったが、大好きな早朝(といっても7時すぎてるけど)に、散歩である。
こういう小さな村の朝散歩、、、ほんと楽しいのである。
Buttermereのは、湖水地方の中でもかなり山深い場所にあり、湖水地方の中でも奥まった感じの村である。
だからだろうか。ここにいる人たちは、たぶん自分で選択してここにいるのだと思う。
だからホテルの人たちは、みんなここがどんなにいいところであるか、私に説いて、Buttermereのを褒めたたえる。
朝、散歩に出る時には、閉まっていたドアを開けることができずに、孤軍奮闘していたら、ホテルの人が気づいてドアを開けてくれた。
鍵が閉まっているのかと当初思ったのだが、ただたんにドアを開けるのに力が必要だったのだ。イギリスにはたまに、力づくで開けなくてはならないドアとかがある。
天気予報はいいのであるが、まだ雲がとれていない。青空も見えるが、完全な快晴ではない。やはりKeswickとButtermereの天気は山を隔ているためか、多少違うようである。
そうしてホテルからのんびり歩き始めた。そして隣に見つけたのが、なんとあのカフェ!
数年前に母と一緒に来たカフェである。
写真を撮って、母に送るのだ。
カフェを通りすぎて車道(といっても車通ってないし、車一台がやっとこ通れるような小さい小道)を湖方面に歩いて行くと、湖が見えてきた。そして、かわいいユースホステルも見えてきた。こんなとこにユースがあったのだ。けど、今の時代ユースっていろいろ難しい。営業しているのだろうか?
おもしろかったのが、りす注意の看板。こんな看板みるだけで、なんだかほんわかする。
そうして、道路にも飛び出してきているかわいい顔の羊たち。
そう、9月の時にも感じだのであるが、ここら辺の羊の顔はなぜかかわいいのだ。
昨日も運転中に羊が車道を歩いてたし、湖水地方のここら辺は、真剣に羊に注意しなくてはならない。
ここら辺は地面は緑の草で、木々の色が黄色とかに変わっている。
来年は紅葉最盛期に来たいのだ。そして、何日か滞在したい。
ホテルに帰ってきてから、さっきドアを開けてくれたおじちゃんにまたお礼を言って、宿泊費を払いたいと言ってみた。朝食後はチェックアウトがたぶん混みあうような気がしたので、早めに支払いを済ませておきたかった。
感動だったのは、Haystacks近くの駐車場を聞いた時のこと。私も私であるが、だめもとだと思って駐車場がいくらかかるか知っているか聞いてみた。UKの町中の駐車所はほとんどカード等で支払いできるようになっているが、ここら辺の駐車場はかなり怪しい。まさかカードが利用できるとは思えない。
それなので、一応5ポンドぐらいのコインは持ってきたが、もしかしたら7ポンドとか8ポンドのコインが必要になるかもしれない。
5,6ポンドはあると私が不安そうにしていると、なんと3ポンドもコインをくれたのだ。ああ、、、なんて優しいのか。感動であった。
(もちろんチップはそれ以上渡してあるけど。)
そしてたぶんこれが余ると思ったので、帰りに返しに来ようと固く誓ったのである。
さて、その後思いっきりブリティッシュ(というかカンブリアン)な朝食を堪能して、ここ数か月の憧れの山Haystacksに向けて出発である。
それにしても、この朝食は重かった。おいしいのであるが、昨日同様にものすごいボリューム。さすがの私でも完食は無理であった。
全く苦しくない登山
朝食後に部屋に戻って、最終準備をして、ホテルから出発である。
あの小道を運転して、Haystacksに一番近い駐車場に到着である。前から車が来なくて、本当によかったのだ!
ちなみにこの道をずっと行くと、以前母と旅行した時に行ったHonister峠というとこにたどり着く。そこには石切り場があって、母とショップにいったなあと思いを馳せるのだ。
駐車場には、そこそこの車が既に止まっている。ここ最近のここら辺の天気を毎日のようにチェックしていた私には、今日の晴れマークがどれだけ貴重なものかわかっている。ここに車を止めている人達も、おそらく同じ気持ちでこの時間にここにいるのだろう。
そして、最大?の懸念事項である駐車料金に関してである。
やはり予想通り、カードでの支払いは不可であった。そして気になる金額はなんと4ポンド。ということなので、おじちゃんにもらった3ポンドは必要ない。それなので、帰りにおじちゃんに返しに行くのである。
駐車場で、登山靴に履き替え、水、行動食等を追加して、とうとう出発だ!
一か月以上ぶりの山歩きである。
なんで、こんなに胸が躍るのだろう。
他の人達もぼつぼつと出発始めた。みんな湖の方に向かっている。ここはかの有名?なHaystacksに一番近い駐車場である。それなので、みんなHaystacksに行くのかと思っていたのであるが、Haystacksに向かうのは半分ぐらいだけであった。
Haystacksと湖の歩道への分岐で、半分ぐらいの人がHaystacks側へ、そして半分ぐらいが湖の歩道の方に進んで行った。
時間があったら、湖を徒歩で一周するのもよかったかもしれない。
湖歩道組と分かれてから、登りが始まる。
まだ元気がある時間の登りは、大好きである。やっぱり登っていると頑張っている気になるし、高度を上げると景色がどんどんよくなってくる。
ついつい、立ち止まって下に広がる湖と遠くに見える結構な高さの山に見とれてしまう。
雨は降っていないが、天気予報ほどまだ天気はよくない。けどKeswick方面は天気がかなりよさそうなので、ここら辺もだんだん雲が晴れてくるだろう。(と信じるのだ。)
Haystacksは、WEB等から仕入れた情報によると多少両手を使わなくてはならない場所などがあるという。それなので、今日は軍手もばっちり準備しているのである。
初めの1時間ぐらいは順調に登り、やはり途中から両手を使わなくては進めなくなってきた。
だが、まあ大丈夫だし、全く危険ではない。8月に行ったスコットランドの方がよっぽど危なかった。
そして、他のUKの山と同様に、ここも標識や印というものが、全く存在しないのだ。
それなので、たまに自分が正しい道を進んでいるのかわからなくなるのだ。
最近会社のVISIONとかそういうことに少々携わっているのであるが、やっぱり人って進むべき道がはっきりしていると早く進める。ここみたいに進むべき道が何本もあってそれがわかりずらい時には、全速力で進むことができない。
ということで、やっぱり会社の目標やVisionというのは、組織でも大切なんだと勝手に思ってみた。
途中で、若いイギリス人風カップルの子と一緒に道を探しながら歩いたりして、山頂に到着した。
鉄棒がぶっ刺してあるだけの山頂である。
完全に雲は晴れていないが、いい感じである。
予想外に、あっけなく到着した。
けど、地図を見ると、これから進む道から駐車場への道の方が距離がありそうである。たぶん登ってきた時間よりも、下りる時間の方がかかりそうである。
地図によると下の方の2つの池をかすめて下に下りていく。
道はそこそこわかりやすいが、携帯アプリで念のためちゃんとどこにいるか把握するのを忘れない。
携帯アプリなしでUKを歩いていた時には、本当に何度も道がわからなくなって、何度も悲しい目にあったのだ。
テクノロジーとはすごいものだ。私でもどこにいるか完璧にわかるようになったのだ。UKの山歩きではこのアプリ(View Ranger)のオフラインマップは必携である。
ただ携帯のバッテリーにも気を使わなくてはならないが。
空も青空の割合がどんどん広くなってきて、下りルートがかなり気持ちいい。
私の帰り道から登ってくる人たちもいる。こちら側から登ってきたら、あの両手を使うエリアを避けることはできる。
一風変わったアジア人にも、みんな優しく挨拶してくれる。
ほんと、みんなとても優しいのだ。
当然ここら辺には、私以外のアジア人は皆無である。
途中なんどか、1人で叫んでしまうほどの絶景に出会いながら、そこそこ順調に下りていく。
やっぱり湖水地方。ほんと美しい。こんな発見があるのも、コロナで他の地域に行けないから。こんな近くに、こんな素敵な場所、季節があったのだ。
限られていても、自分のできる範囲で何かをするといいことがある。
途中へっぴり腰で、急な坂をよたよた歩いていると、イギリス人のおじちゃんが大丈夫か聞いてきた。
そしてなんだか、ここら辺の道が怪しかったので、Buttermereに帰るにはこの道でいいか聞いてみたところ、一応あっているという。
けれども目の前に見える川を渡った先の道から帰った方がいいという。
川を渡るのは、このポイントが最後になり、あとは川の谷が深くなるのであの川を渡ることはできないという。
どうやら、ルートからちょっと外れてしまっていたらしい。さすが、イギリス。たくさんの踏み跡がありすぎて、難しいのだ。
おじちゃんに教えてもらった通りに、川を渡ろうとする。
だがしかし、これが結構きつかった!
川はそこそこ深いし、岩が何個かあるだけである。
あの岩を飛んで渡るのは自殺行為になりそうなので、どうにか違うルートがないか川を凝視すると、私でも行けそうなルートを発見した。
よかったのだ。。。
けれども、途中でざぶんと左足がはまり、左の靴に水が入ってきた。
よかったのだ。これぐらいですんで。
無事川を渡ってからは、上からも見えていた簡単そうな一本道である。多少ごろごろしているが、まあ大丈夫である。この道が駐車場付近まで続いているのだろう。
道を教えてくれたおじちゃんは、川の手前側の少々険しそうな道をあっという間に駆け下りで、見えなくなってしまった。
スコットランドの時にも思ったが、イギリスで山にいる人たちのレベルはとっても高いのだ。
この道を下りていて、出発から4時間ぐらいたっているのに、全く疲れいない自分がいた。おまけに、今日は水もほとんど飲んでいないし、行動食も全く食べていない。
行動食がいらなかったのは、朝にものすごい量をいただいたからもしれないが、ほとんど水が必要なかったのにもびっくりした。
ロックダウン後に、マラソンで鍛えているからだろうか。いや、たぶんこの日が適度に寒く、全く汗をかかなかったからだと思われる。
そうしてあっという間に、駐車場に戻ってきた!
コースタイムで3時間のところ、4時間ちょっとで帰ってきたというのは、私にとってはそこそこである。朝9時すぎにでて、1時半ぐらいにもどってきた。いつもはコースタイムの2倍ぐらいかかるので、私にしては結構早めのペースなのだ。ははは。
そうしてびっくりしたのが、駐車場が車で溢れており、かつ近くのFarmの駐車場も4ポンドで開放されていた。
更にびっくりしたのが、Farmの駐車場には、普通のバケツが置かれており、そこに4ポンドを入れろと書いてある。
まさかと思ったが、本当に何の細工もされていない普通のバケツに、コインがじゃらじゃら入っていた。
さすが、イギリスのカントリーサイドである。
満足感でいっぱいの帰り道
さて、そろそろ自宅に向けて出発しなくてはならない。
なんといっても明日はホリディではなく、勤務日である。(自宅勤務だが・・・。この前のスコットランド旅行時にも思ったが、こういう時の自宅勤務は、ほんとありがたい。)
そして、もらった3ポンドコインをいらなかったよと返しにホテルに行ったのであるが、もうホテルは閉まっていた。
残念である。次回ここに泊る時に、返そうと心に誓うのだ。
そうして家に向けて出発した!さて、またトータル7時間ぐらいだろうか。
だがしかし、とうとう行きたかったHaystacksを制覇したので、満足感でいっぱいである。ほんと幸せな気分で、へなちょこ運転であるが家路についたのだ。
行き同様に、音楽をがんがんかけて、たまに歌いながら、のりのりで進んで行く。
そしてやはりおなかがそれほど空かないので、行動食として持って行ったチーズスコーンやクッキー、バナナを食べながら進んで行く。
帰り道は、これらの行動食でおなか一杯になってしまった。
半沢直樹のオーディオブックが聞き終わったので、今度は他の小説に。樺太のアイヌの話である。途中からかなりおもしろくなり、また時間が飛ぶように過ぎていった。
そうして、夜の9時前には、自宅に到着した。
ああああ、本当に楽しかった。
改めて一人旅が好きなことを実感した旅でもあった。
さて、これから1か月はおとなしく過ごすのだ。けど、これがあったからこそ、おとなしく過ごすことができそうだ。
それから、私を湖水地方まで安全に連れて行ってくれて、連れて帰ってくれた私の愛車インサイトくん。本当にありがとう。湖水地方に行くなら、タイヤを代えた方がいいとタイヤを手配してくれたあいつにも感謝である。
それから、帰ってきた週末はザックを洗ったり、道具の片づけもした。
ほんと私が無事に帰ってこれたのは、みんなのおかげなのだ。ありがとう。
ちなみに今回は1泊で、ガソリン代などもふくめて160ポンドぐらい。160ポンド程度で、こんな大満足な旅ができていいのだろうか。































