この本最高である。
ポジティブサイコロジーの本の中でも、本当にスパーンと合う本であった。
今のところ、この方の言っていること、書いていること、やっていることが、自分の目指すところと合致している。
ポジティブサイコロジーを職場でどのように利用し、社員のパフォーマンスを上げるか。
実際に、社員のパフォーマンスを会社のだめだめな経営で、下げまくっていた職場で働いていた経験と、
TDLと山小屋という社員の力を100%以上引き出す職場で働いていた経験から、どうやったら社員の本当の
力を引き出すかってことがなんとなくわかっている。
そのことを様々な方面から証明してくれたこの本。そうそうそう!と思いながら、読んだ部分がたくさんある。
この本に出会うことができてよかった。
忘れないように、そして、すぐ思い出すことができるように。。。
この本で一番言いたかったことは、幸せになれば成功がついてくるということ。
幸福優位性の発見
心理学と脳科学の最新の研究により、人は幸せでポジティブな気分の時に成功するということが分かった。
人間の脳は、ポジティブな気分の時に最もよく働くようにできているということが証明されている。
職場における幸せと成功
幸せの新しい科学を仕事の成功に結びつける!
仕事、健康、友情、人間関係、創造性、活力全ての分野において「幸せが成功に先行する」
7つの法則は、仕事と生活両面において効力を発揮する。苦境を乗り越え、悪い習慣をなくし、より有能で生産的になり、チャンスを最大に生かし、大きな目標を達成することができる。
幸福度の高い社員は、生産性が高く、売り上げも多く、リーダーとしても優れ、高い業績を上げるので、給料も高い。職も安定し、病欠、離職も少なく、ストレスに負けることもない。幸福度の高いCEOの下で働く社員は、幸福度も高く、健康で、職場の雰囲気が好成績につながっていると感じている。
幸福と成功どちらが先か?(実験例)
ー実験272人の社員のポジティブ感情レベルを図り、18か月後の業績を追跡、幸福度が低い人に比べてよい評価を得ていた。
ー大学一年生の時の幸福度が、19年後の収入を予測できることがわかった。
ーカトリック修道女の日記、ポジティブな内容を書いていた人の方がネガティブなことを書いていた人よりも10年近く長生きした。
健康と長生きは、幸福感がもたらしたものである。
ー風邪のウイルスを打つ実験。幸福度の高い人達は、ウイルスに打ち勝つ率がはるかに高かった。
ー実験の前に意図的に愉快なk分や満足感を感じさせるようにした人たちは、視野の広い考えやアイディアを思いつく。
幸福は化学的に競争優位性をもたらす。ポジティブ感情により脳がドーパミンやセロトニンという化学物質で満たされると学習機能の脳が活性する。神経細胞の連絡が密になり、クリエイティブに考えられるようになる。複雑な分析や問題解決がうまくいく。
ー幸福感をもった子供たちの成果は、他のグループよりも大幅に上回った。
ーキャンディで幸福感を上げた医師の方が、正確な判断を短時間でした。=ほんのわずかの幸福感にも重大な競争優位性をもたらす力がある。
健康であれば、てきぱき長時間働ける。成功の確率が高くなる。企業は社員の幸福度に注意を払わなければならない。幸福度の低い社員は、病欠が多い。
ポジティブ感情は文字通り視野を広げる。他の人が見えないことが見えるようになる。
優れた企業が職場環境を整えるのは、社員が幸福感を味会うたびにポジティブ感情が生じ、創造性と革新性が高まるから。幸福感のおかげで普段なら見逃してしまうような解決策に気づくことがある。
リチャードブランソン「職場が楽しいということが、何よりVirginの成功の秘訣です」
生活のあらゆる局面でポジティブな状況を見出して楽しむことができる人は、他の人たちよりも一歩先を行く。
法則1 ハピネスアドバンテージー幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす
ポジティブ感情は、知的能力や創造性を増すだけでなく、ストレスや不安を消す働きがある。
幸せに必要なこと: 意味のある人生の目標を追求すること。チャンスに気づいて掴むこと。楽観的で感謝に満ちたマインドセットを養うこと。豊かな人間関係を大事にすること。
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!幸福エクササイズ!
瞑想をした直後の数分間、人や安らかで満ち足りた気分となり、知覚と共感が高まる。メディテーションを定期的におこなうと、脳の配線が変化し、幸福度が高まり、ストレスが減り、免疫機能も改善される。
何かを楽しみにする: 将来の楽しみを期待すると実際にそれをするときと同じぐらいに、脳の快楽中枢が活性化する。
意識して人に親切にする:利他的な行為をするとストレスが軽減され、精神の健康度が高まる。1日に5つ何か親切な行為をした人たちは、幸福度が上がりその感情が何日も続いたという。
ポジティブな感情が生じやすい環境をつくる:デスクに好きな写真を飾る。天気のいい日に外で20分すごる。ネガティブな内容のテレビ等をみないようにする。
運動をする:運動をすると快楽をもたらすエンドルフィンという化学物質が放出される。身体活動は、モチベーションを上げ、自己統制感を増し、ストレスや不安を減らし、フローの状態を生じさせる。
実験:うつの人が運動だけで治り、再発しなくなった。身体的な活動は、気分を向上させる効用だけでなく、効果が持続する。
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実験:部下を肯定的に励ますマネージャーのチームは部下を褒めないマネージャーチームよりも業績が31%上回る。
幸福が中心で、成功がその周りをまわっている! 競争優位性が生じる。
法則2 心のレバレッジ化ーマインドセットを変えて仕事の成果を上げる
ユニコーンの例:脳の働きを統制して、現実の環境の中で上方へ向かう道が見いだせるようにすることである。
仕事に対するマインドセットは、その人の能力そのものを変える。自分の能力を信じれば、信じるほど成功する。
自分の人生はよい方向に行くと信じるだけで、モチベーションも仕事の成果も上がるということが実証されている。
実験:アジア人は数学が得意だと言われて受けたテスト、アジア人の点数が高くなった。
オバマ大統領になってから、黒人の成績が上がった。
=自信がその人の能力に影響する!
困難な仕事をするときには、自分の具体的な強みに注目すると最高の結果につながることが証明されている。
成長のマインドセット→モチベーションが高まり、努力すればポジティブな変かが起きると信じている。→努力するから成功率が高まる。潜在的可能性を最大にする。(固定したマインドセットは、成長をとめてしまう。)
ソーニア・リュボミルスキーは、幸福の追求ではなく、幸福の創造、構築という言葉を使うべきと言う。=幸福とは自分が作り出すものである。
自分の仕事をどう認識するかが、マインドセットと同様に仕事の成果に影響する。ジョブクラフティング!
どんな仕事でも理由を見いだせれば意味のある仕事となる。
マネージャーが部下たちの能力を信頼していることをオープンに表せば部下の気分やモチベーションが改善し、成功の確率を高めることとなる。
ピグマリオン効果:誰かの潜在的可能性を信じれば、その可能性は命を吹き込まれる。
2つの理論
理論X 人が働くのは報酬があるからだ
理論Y 人は仕事そのものから得られるモチベーションによって働く
*理論Xを信じるマネージャーの部下は見張っていないとさぼり、理論Yを信じるマネージャーの部下は仕事を愛し働いている。
マネージャーの期待する通りの部下になる。まさにピグマリオン効果である。リーダーの考え方に部下は習う。
リーダーが毎週自分に質問すべきこと
1.部下の知識とスキルは、努力により改善できると信じているか?
2.部下がその努力をしたいと思っていること、部下が仕事に意味と満足を見出したいと思っていることを信じているか?
3.これらを信じていることを自分の日々の言葉や行動によって部下たちにどう伝えればいいだろうか?
何かに挑戦するときに一番大事なことは、世界が固定したものだと考えるのをやめることだ。
法則3 テトリス効果ー可能性を最高するために脳を鍛える
ストレスや悪いこと失敗にばかり注目するパターンができると自らを挫折の道に追い込む。
脳を再訓練して肯定的なパターンを探せば、どんな状況からもチャンスが見いだせるということが学べる。
ネガティブな面を探すという習慣は、大きな損失につながる。創造性をつぶし、ストレスを増やし、モチベーションをさげ、目標を達成する能力を低くする。他人の行動をいつもネガティブに読み取るようにプログラムされているとしたら、職場において有害である。
弁護士、議論の中の欠陥を見つけること、批判することを訓練する。
人生のポジティブな面を探すように脳の配線をし直す!
前向きなテトリス効果が必要!!!
→ 幸福、感謝、楽観性の恩恵を受けることができる。
潜在的チャンスは、みんなに同じ条件で与えられている。幸運はそれを拾い上げるかどうかにかかっている。
訓練方法 反復練習
仕事や生活の中に起きたいいことを毎日リストアップすること。
法則4 再起力ー下降への勢いを利用して上昇に転じる
挫折やストレスや困難の中でも脳はそれに対処するための道を考え出す。
失敗や苦難から立ち直るだけでなく、その経験があったからこそ、より幸せになり成功をつかむ道を見出せる!
第三の道失敗や挫折から始まって、人をより強くし、より成長させる道。
心理学者 リチャード・テデスキ 心的外傷後の成長 非常に困難なことに取り組むことによって、別のよいことがそこから生じる。
逆境下の成長に続く道を見つけるには、ポジティブい再解釈し、楽観性を失わず、現実を受け入れ。問題を真正面から見つめること。
そして経験から何を得るかによって自分を定義する人である。
ものごとはいつもよい方に転がるわけではない。だが、起きたことから最良のものを引き出すことができる人たちがいる。成功している人々は、逆境を障害ではなく、発展するための踏み石と考える。自分の運命を決定するのは、逆境ではなく、それに対して何をするかだということを知っている。
実験:ソフトウエアのトレーニング ミスが起きないように指導したグループよりもミスを犯すように誘導したグループの方がより高い自己効力感を示し、失敗を切り抜ける方法を発見していったために、他のグループよりも早く正確に使えるようになった。
上に向かう道を見つける!:アフリカで、靴のセールスマン。1人は誰も靴を履かないので、見込がない状況だと感じ、もう一人は素晴らしい。誰もまだ靴を持っていないと感じる。
逆境をにチャンスを見出す。解雇された人が新しいキャリアに踏み出すチャンスだと考え、違うことを始める。不運を利用し、素晴らしい機会に変えた。
法則5 ゾロ サークルー小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる
コントロール感覚:どのくらいコントロールできると思っているかに関係するということ。
自分の世界をどう経験するかは、ほとんどマインドセットによって決まる。成功している人は、内的統制感=自分の行動が結果に直接作用するという信念を持っている人である。外的統制感を持つ人は、”学習された無力感”の魔の手に落ちてしまう。
征服すべき最初の目標は、自己認識である。落ち込みから回復する人は、自分の気持ちを認識してそれを言葉で表現できる人だという。
感じているストレスや無力感を言葉で表現うすることが、コントロール感覚を取り戻す最初の一歩である。
小さな成功が積み重なれば大きな成果につながる。
感じているストレスや無力感を言葉で表現することが、コントロール感覚を取り戻す。→ 自分でコントロールできるものとできないことに分ける。自分でコントロールできることに集中する。
法則6 20秒ルールー変化へのバリアを最小化して悪い習慣をよい習慣に変える
習慣が形成されるのは、脳が頻繁な練習に反応して実際に変化するから。習慣は、金融資本のようなもの。習慣が形成されるのは、脳が頻繁な練習に反応して実際に変化するから。
様々な種類の自制は”自制力”という共通の資源を引き出して使っている。これは量が限られていて、すぐに枯渇してしまう。
朝運動をすると認知能力が高くなり、脳にポジティブ感情のカスケード効果(影響が次々に波及すること)が持たされる。
前もってルールを決めておくことにより、意志の力を弱める選択から解放される。(例:メールは1時間に1回だけ。コーヒーブレイクは午前中に一回だけ等)
法則7 ソーシャルへの投資ー周囲からの支えを唯一最高の資産とする
成功している人ほど、友人、同僚、家族との人間関係を大事にして、それを推進力としている。
成功している人たちは、内向きに引きこもるのではなく、周囲の人々との結びつきをさらに堅固なものにする。人間関係に投資する。そういう人達は、幸せであるだけでなく、仕事の能率も高く、没頭でき、エネルギッシュで失敗からの立ち直りも早い。周囲の人間関係が”幸福優位性”を得るための最大の投資である。
研究例:ハーバードメン研究 1930年代にハーバード大学に入学した268人を追跡している研究。(学者 ジョージバイヤン)違いは、愛であるという。周囲の人との関係が何にもまして重要であることが実証された。
他の研究者 エド ディーナー。ロバート ビスワスディーナー共著
人間関係からの支えは、幸福の処方箋、ストレスの解毒剤であるだけでなく、仕事の成功に最も貢献するものである。
職場における人間関係が社員のモチベーションを高める。職場での人間関係にいい感情をもっていればいるほど人は能力を発揮する。
チームの業績の良さは、メンバーが互いをどう思っているかということに影響されるという結果がでた。
メンバー同士の仕事以外の付き合いを奨励、直接顔を合わせる機会を増やすと、帰属感がまし、活力が高まり、長時間仕事に集中できるようになる。=人間関係に投資すれば、仕事の成果が上がることになる。
人間関係に投資をしている人たちこそ、繁栄する組織の各であり、チームを前に勧める力である。
研究:上司と部下の絆の強さは、日々の生産性と、社員がその職にとどまる期間に影響する。(調査機関Gallap)
部かと上司の関係がうまくいかないことによる部下の生産性の損失は、年間3600憶ドルにもなる。
上司との絆が強い社員は、毎月平均588ドル多くの収益をあげるという。
人間関係すなわちソーシャルへの投資を無視すればするほど、会社とマネージャー本人の業績が損なわれる。
人という資産の価値を理解する。
何をするか? 廊下ですれ違う同僚に声をかける。目を見る。会う機会を提案。仕事に関係ない話題を持ち出す。
会議などでの、肯定的で発展的な反応が、絆と満足感を強める。=幸福優位性を促進するものである。
実践!
朝仕事を始める前に、友人、家族、同僚などに称賛や感謝のメールを書く→幸福感を高めるだけでなく、人間関係を強固なものにする。
豊かな人間関係が、幸福度や仕事の成功に最も大きくかかわることを多くの研究結果が示している。
幸福優位性を仕事、家庭、人生に
ミラー効果 (ミラーニューロン:他人の感情、行動、身体的感覚を自分の感覚のように感じて模様するための特別の脳細胞。)
微笑み返されたら、微笑みかえさずにいられない。
誰かが他の人が針で刺されたのを見た時にも、自分が刺されたのと同じ神経細胞が活性化する。
ミラーニューロンのおかげで、感情にも伝染性がある。
有害な感情は、本人から漏れ出し、受動喫煙のようにそばの無実の人を犠牲にする。
不安やネガティブなマインドセットをもっていると、本人の意思にかかわりなく、他の人との全てのやり取りに染み出してくる。
ネガティブ感情の拡大は、企業への多大な損失である。
ポジティブ感情もまた伝染する。微笑むとその行動が脳に自分が幸せであると錯覚させる。→実際に幸せにする。”顔面フィードバック仮説”そうふるまっていれば、そうなる。
実験 イエール大学 シーガル バルサード ポジティブ感情のドミノ効果を実証
ポジティブにふるまう人が部屋に入ってきたとたん、そのムードが伝染し始め、部屋中の人に影響、個人の仕事ぶりもグループ作業を行う能力も高めた。
チーム内にたった一人ポジティブな人 幸福優位性をもたらす人がいるだけで、周りの人の個人的な態度や仕事の成果だけでなく、グループ全体の力学も業績もその影響を受ける。心が通い合っている社員たちは、創造的に効率的に働くことができるので、チームとしても高度の仕事ぶりを発揮する。
リーダーがポジティブ感情であると、その感染力が何倍にもなる。
リーダーが実践すること。いいサイクルを作る。
1.寝る前に感謝のリスト
2.部下を褒めずにいられない。
3.褒められた部下の脳にポジティブ感情が生じ、クリエイティブに効果的にものを考えられるようになる。
4.部下は小さなことでもやり遂げたという感覚をもちもっと難しい仕事に挑戦しようという自信が生まれる
5.部下との上質なつながりができ始める。
自分に変化を起こすことによって、幸福優位性の恩恵をチームや組織全体、周りにいる全ての人に届けることができる!
*これをまとめて読むには、キンドル位置 296が適している。