まさかこんなことになるとは考えもしなかったが、自宅勤務もはじまった。ヨーロッパでは、当初、対岸の火事みたいな感じであったが、今まさに渦中にいるのをひしと感じている。

 

UKでの今までの変遷をまとめてみる。

 

アジア人への差別時期(1月ー2月)

 

これは、年始からイタリアのアウトブレイク前のこと。とにかく中国武漢封鎖がヨーロッパでも大ニュースとなり、その後は日本でのクルーズ船が連日ニュースを賑わせていた。武漢の状況がメディアに伝わらないためか、日本でのクルーズ船がなんだか批判の対象となり、中国と日本でひどいことになっているという雰囲気であった。

 

ヨーロッパの人たちは、これはアジアで発生していることであり、自分たちに関係してくるとは、夢にも思っていない時期である。

 

実際に私も1月末ぐらいには、イースターのドイツ旅行のフライト予約を何の心配もせずに完了している。

 

ちょうど2月末にシンガポール経由日本への帰国を予定していたのであるが、母親の冷静な判断によりかなり早い段階で、予定延期。さすがシンガポール航空!この状況なので予約は無料で変更してくれた。本当にありがたい。こういうところで、きちんとした航空会社とそうでない航空会社の差がでるのであろうか。

 

ちなみに、このシンガポール航空のフライト延期をするために、なんと電話で2-3時間ぐらいかかったのである。というのも、航空会社のオペレーターにつながるまで約20-30分。それから、私は母親分含めて合計6フライト変更する必要があったので、その変更の都度航空会社側で、承認をもらう必要があり、それで時間がかかったようである。

 

だがスピーカーフォンにして、同時に料理をしていたので、それほどの苦ではなかった。むしろ、UKの電話番号にかけたが、シンガポールにつながっており、シンガポールの男の子とお話ししたのが、結構楽しかったのある。(それと最も時間がかかった母親のフライト変更では、航空会社側から電話をくれているので、電話代はほとんど発生していない。)

 

ここら辺の段階では、アジアへの出張は禁止になり、ヨーロッパ含めどこでも不要不急の出張は避ける風潮となる。アジアからの帰国者は、14日間隔離されそうな雰囲気もでてきたので、日本一時帰国延期の判断は、正しかったと母に感謝をしていた時期でもある。

 

そして、中国人にもみえなくない私は、ジムや街中で、じーーっと見られたりされた時期である。この時らへんはアジア人差別みたいな雰囲気を感じたのである。まあ、テロがあった時には、イスラム系の人たちが差別されたりしたし、まあ生きていればいろんなことが起こるのだ。

 

ジムでの張り紙も以下の通りであり、アジアの国々から帰ってきた人たちで14日間経過していない人はジムに来るなというレベルであった。アジアの国々をばい菌扱いしている雰囲気を感じる。

 

 

イタリアのアウトブレイク(2月末)

 

それが、なぜかある週の月曜日、イタリアでものすごい感染者が発生しているというニュースが飛び交う。北イタリアという。北イタリアとは、私たちが夏に行く場所であるが、幸いなことに私たちのトレッキングする場所ではなかった。

 

UKではまだそれほどの危機感はなく、パック旅行中にホテルに缶詰めになってしまった人たちの報道がされたりしていた。

 

ここら辺から、ホリディでヨーロッパに行くのもどうかという雰囲気が漂ってきた。

 

ジムの張り紙は、↑の張り紙に北イタリアが追加された。

 

 

更なる危機感(3月初め)

 

イタリアのアウトブレイクがかなり深刻なものになり、それが他のヨーロッパ諸国にも波及。ヨーロッパ諸国の感染者数の増加が半端ない。

 

この時点では、もうヨーロッパの出張、国からでるのはやめるべきという雰囲気である。イタリア行きのフライトなどは大幅キャンセル。アジア諸国から日本行きのフライトも大量キャンセル。国外にでたら、帰ってこれなくなるというリスクも感じるようになる。

 

ここら辺で、イースター旅行も無理だなと思うようになる。

 

ジムの張り紙は以下の通り。アジアやイタリアから帰ってきた人たちで14日間以内の人とか、コロナウイルスの人と接触した人とか、体調悪い人とかは、ジムに入るなというもの。

Do not Enter This Buildingと結構強い書き方。ガラスが光っていて、うまく撮れていませんが・・・。

 

 

 

手洗いを20秒以上することが推奨され、いろんなポスターが貼られるようになった。

 

もうどこからの帰国とは関係ない UKでもトイレットペーパーと石鹸が棚から消える (3月中旬)

 

状況が刻々と変化しえいる。トランプがヨーロッパからの入国者を禁止。UKは第一段階に入っていなかったが、すぐUKからの入国も禁止となる。そして、まあ大量のフライトキャンセルである。

 

ジムの張り紙も、気分が悪い人や、体調の悪い人、コロナウイルスの疑いがある人は入るなというもの。もうどこからの帰国者というのは、関係なくなっている。

 

UKのスーパーマーケットからも、トイレットペーパーと石鹸、消毒ジェル、パスタが姿を消した。

私は、コメ半袋ぐらいあるが、そろそろ米10KGSを買いにいってもいいかもしれない。アジアスーパーで米売り切れだったら、悲しいのだ。

 

ロンドンの町中から、人の姿も消えつつある。土曜日の昼のピカデリーサーカス、リージェントストリートがほぼ誰もいない状態を初めてみた。午後遅めには、そこそこ人が戻ってきた雰囲気ではあるが、やはり少ない。

 

アップルストアは、玄関の前にスタッフがたくさんおり、何のために来たか聞かれる。私が、新しい機種みたいというと、今日はクローズしていると言われる。どうでもいい理由の来客は、撃退するのだろう。たぶんものすごく重要な用事できた人だけ、受け入れるのだろう。

 

そして、私の自宅勤務も始まった。

 

様々なイベントの中止、とうとうパブに行くな!との指令(UK) EU外からの入国制限(3月17日現在)

 

イタリアはもとより、ドイツ、フランス、そして一部のUSAも、学校休校、レストランの営業制限等がはじまった。

本当にどうなるのだろうか。

 

私の参加する予定であったハーフマラソンも延期が決定した。

イースター旅行も、ほぼ無理であろう、、、という状況である。航空会社からは、その航空会社のバウチャーに変更できるとの連絡が来た。