ずっと探していた本をてに入れました。
前から気になってた古本ネットに登録したのです。
探してる本を登録すると、品切れてても入荷メールが来ます。
とても便利。
今回は文庫本を注文したので、状態がとても気になりましたが探してた本だったので、買うしかないかなと。
届いた本は文庫本なのに美品で驚きました。
買って良かった。

西村公朝 著
「仏像の声」
10年くらい前ですかね。
人から借りて、初めて仏像に興味をもつきっかけになった本です。
廃盤になってるらしく、ずっと古本屋で探してました。
仏像に詳しい知り合いから借りて読んだのですが、借りた時は正直面倒くさかったんです。
堅っ苦しいイメージしかないからだと思うんです。
ところが、読んだら面白いんです。
まず、書き方のテンポが独特。
読んでると言うよりは、お話を聞いてるような?そんなリズムなんです。
多分、氏が住職だったからなんでしょうね。
お寺で説明聞いてるような、そんな錯覚さえ感じました。
当時は、仏像に特別な思いはありませんでした。たまに鎌倉で歴史的な価値や文化財や美術品として観賞するくらいです。
読んでみて、へぇーそうなんだ。と言ってしまう、如来と菩薩の違いとか説明した仏像の説明本は読んだことあってもそれだけでした。
ところが、西村公朝氏はそんなことより先ずは仏像の言いたい事を聞きなさい。と言うのです。
仏師が何を考えて、何を伝えたくて作ったか、そのメッセージを知って欲しいと言うのです。
これには、驚きました。
美術品や文化財としての説明の仕方ではない、「仏の意味」を教えてくれました。
僧侶であり仏師であり修復師でもあるからなのでしょう。
以降、鎌倉に行ったり仏像展に行って仏像を見る。その見方は変わりました。
ある程度の知識を得て、思いました。
一度お会いしてみたい。
ところが、知らなかったのですが、氏はすでに亡くなっており、叶わないとしりました。
なら、氏の遺した言葉を少しでも知りたいと、この本を探してみました。
見る。ではなく聞く。
心の世界ですもんね。
それを教えてくれた大事な本です。
また読めて良かった。