やっぱり読んでおくべきだよね。 | 絵本セラピスト協会 公式ブログ

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ル=グウィンの本を読んで思った事


いまファンタジーにできること/アーシュラ・K・ル=グウィン
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P170-171引用


『物語が「メッセージをもっている」という考えは


その物語を二,三の抽象的な言葉に


縮小することが可能だということ、


学校や大学の試験で要求されるように、


またそっけない書評に見られるように、


コンパクトに要約できるということを


前提にしている。


~中略~


物語は考えを隠すための箱なのか?


裸の考えの見栄えをよくするためのきれいな箱なのか?


口に苦い考えを飲み込みやすくするための砂糖衣なのか?


さあ、いい子だから口をおあけ。


あんたのためになるものだよ。


フィクションは装飾的な


言葉遣いの中に、


理性的な考えを隠していて、


その考えこそが、


究極の実体であり、


フィクションの存在理由なのか?』



ル=グウィンは、


フィクション(この論説の中心としてはファンタジー)から


メッセージを読みとろうとする事への


危険性をユーモアを交えて指摘しています。



作者はメッセージを語っているのではなく


物語を紡ぎだしているのです。



往々にして


物語自体にメッセージが


隠されているのではなく



読み手の中に湧きおこる発見が


まるで作者からのメッセージの様に


感じるのではないでしょうか。



これは大人が絵本を読むときにも


陥りがちなワナじゃないかと。



「この絵本って深いね~」



それはあなたの深さが映っているだけかもよ。




そして


「私も絵本を描きた~い」と


言ってる人。



メッセージや主張や教訓を


伝えるために


絵本を描くの?



本当に絵本じゃなきゃだめ?




再度引用


「物語は考えを隠すための箱なのか?



裸の考えの見栄えをよくするためのきれいな箱なのか?



口に苦い考えを飲み込みやすくするための砂糖衣なのか?」





ル=グウィンの評論集を読んで


あらためて感じた


最低限


読んでおきたい物語



影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)/アーシュラ・K. ル=グウィン
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ジブリの映画とは


全く別物だと思って読んでね。



新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)/J.R.R. トールキン
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ル=グウィンが


何かにつけて引き合いに出す


必読のハイファンタジー



映画も好きだけど


戦闘シーンが印象強すぎて・・・



文章で読むと印象違うよ♪



ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)/J.R.R. トールキン
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こちらが原点。




今日は珍しく


小難しい事を


書きたくなってしまった




なんでだろ~♪


なんでだろ~♪