ある日の夕食のメニューは、肉詰めピーマンだった。



春キャベツが美味しい季節なので
一緒にたくさん食べようとザクザク切っていた時に思い出したのは、私が夕食を行きつけのお店で済ませていた頃の話。

カウンターに常連が集まっているそのお店で、ある夜の私の隣は若干モラハラ気質、お店の問題客でもある某社の社長。


「この前、女房が夕飯に袋入キャベツの千切りを出したんだよ。
それで、キャベツくらい切れよ、って言ってやったんだ。」と言う。

ママさんと私は口々に

「うわっ、引くわ…」
「そりゃ、私たちも好きな人にはちゃんとキャベツを切ってあげたいわよね〜」
「あの袋のキャベツって黒くならないのよねー、次亜塩素酸ナトリウムで殺菌してるんだってー」
「嫌われてるのね、社長♪」

と、ふざけて追い詰める。
(千切りキャベツの会社の方が読んでいたらすみません)


モラハラ気質の人ってやつは、相手に敵わないと思うと大人しくなるもので。
なにかモゴモゴと言って撃沈した。

 
後日、その奥さまが家を出た、と社長本人から聞き
さもありなんと納得した私だった。
(かわいそうなのでその時は優しくお話を聞いてあげた)


春キャベツ、少し太めに切ったものが個人的には好き。

でも、たとえ疲れた日に袋のキャベツにお世話になったとしても、
絶対にイヤミなど言わない人がパートナーで私は本当にしあわせだ。
感謝!