■舞台「ねじまき鳥のクロニクル」はスゴイ!

先日、舞台「ねじまき鳥のクロニクル」を拝見したのですが、最高にすごかったです!

村上春樹さん原作の小説を舞台化した作品です。

 

この映像を観るだけでも、凄さが分かると思います。

 

 

幻想的な世界を舞台で挑戦的に表現していて、

舞台の使い方、舞台セット、美術、出演者の方々の身体能力の高さに驚くばかり。

 

かなり緻密な計算と練習をして、ここまでのクオリティになっているのだろうなぁという感じですし、1シーン、1シーンに何かしらの驚きがありました。

 

主演の成河さんの身体能力や、渡辺大知さんの村上ワールドにマッチした繊細な芝居、門脇麦さんも可愛かったぁ!おねがい

 

個人的に驚いたのは、吹越 満さんのアクロバティックな動きと共に膨大なセリフを話すシーン。

20分くらいは1人で話していました。しかも、逆さまになっても声を乱さず。

58歳とは思えない、凄さ。ひとり芝居をやっている方だからこそ、ここまでできるのかも。

 

もともと幻想的な作品なので、ストーリーを追い続けるというよりは、「世界観を味わう」という感じの舞台でした。

コンテンポラリーダンサーさんたちが、とにかくすごいんですよ。

舞台美術にもかなり工夫をこらしていますしね。

 

もっと話題になってもいいくらい、すごい作品でした。

 

 

以前、このブログで紹介した、『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』もそうだったのですが、

海外の演出家の方が、もともとコンテンポラリーダンサーさんなんですよね。

 

だから、コンテンポラリーダンサーさんの動きを使って、非現実感を表現できるのですよね。

 

 

日本で、「元コンテンポラリーダンサーで演出家」の人って、あまり聞かないですよね。

だから、非現実的なストーリーの舞台は、海外の演出家の人が担うことも多いのかも。

 

幻想的な世界を、装置やCGに頼らず、肉体を使ったダンスで表現するのは、舞台ならではの醍醐味。

こんな風に、コンテンポラリーダンサーを上手に演出できる日本の演出家も、今後、出てくるといいなぁ。

 

ただ、舞台って、価格が高いんですよね…。

でも、作品を作り上げるのに、時間とお金もかかるから、それくらいのチケット代はとらないと厳しいところも。

 

オンラインが日常的になった現代では、毎日、有料での「オンライン放送」もできたらいいのに、なんて思うもの。

決められた日限定のライブビューイングではなく、毎日、オンラインの観客もアリにできたら…。

そうしたら、劇場まで行けない人も楽しめますしね。

 

もちろん舞台の魅力は「生」ではありますが、こういったステキな作品が、多くの人の目に触れることなく終わってしまうのは、もったいない。

 

芸術的な舞台を観てみたい人には、かなりオススメです。

 

P.S.

この舞台関連で、門脇麦さんをインタビューしました。

サバサバして、ステキな方でした。

 

 

 

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