多くの塾屋は煽るのだ。
もう何日しかないぞ、と。
▽中学入試までの残り日数
・東京の中学入試まであと59日!
・神奈川の中学入試まであと59日!
・埼玉の中学入試まであと37日!
・千葉の中学入試まであと47日!
・関西の統一入試日まであと40日!
まあこうやって危機感煽るのもいいのだけどね?
コップの水は、いまいくつ?
このコップを見て、
「もう半分しかない」のか「まだ半分ある」のか
この問題は見たことがあるだろう。
だが、飲み干せば同じである。
by ガチの保護者会トークネタ
ドラッカーはこう説く。
【本日の名言】
「コップに『半分入っている』と『半分空である』とは、量的には同じである。
だが、意味はまったく違う。
とるべき行動も違う。
世の中の認識が『半分入っている』から
『半分空である』に変わるとき、
イノベーションの機会が生まれる」
(P・F・ドラッカー『イノベーションと起業家精神』)
この心理テストは認知バイアスを図るものだが、
この教訓から得られるのは、
まだだ、まだ終わらんよ!である。
一番やってはいけないことは、
もう○日しかないから、あきらめよう
である。
よろしいか?
古今、あらゆる兵法兵学において、
重要なのは
悲観的に準備し、
楽観的に実行する。
ことである。
だから、落ちたらどうしようというのは
正常な反応であり、
その気持ちは抑え込むものではない。
だからこそ、二段、三段…
何段階も安全策をつくる。
これがフェイルセーフだ。
だから併願校が必要なのだ。
前受けの勝者① 前受け
なぜ塾屋は併願前受けを進めるか。
首都圏なら埼玉・千葉、
関西圏なら地方校だろうか。
本番の前にどうせ行かないのになぜ受けさせるのかという愚痴を見たことがある。
なぜかといえば、
不合格でもどこそこに行けばいい、
どこそこに受かるチカラが自分にあるんだ!
この二つの威力が破壊的に強いからだ。
子どもの自己肯定感は何によって決まるか。
それは周囲からのフィードバックである。
面白いぞー。
褒めると顔から表情が消える。
嬉しいからこそはしゃがないのだな
そして親には気を許して言えるのだ。
すごく褒められた!楽しかった!
何言ってんのさ
開成と桜蔭、筑駒に全員合格させたんだぞ?
誰が教えてると思ってるんだ。
と私がいうのは、
私の教え子なら負けない
と思わせる歴としたアンカリングです。
アンカリング効果とは、「初めに与えられた情報や数字が、考え方や選び方に影響を与えてしまう」認知的バイアスのこと。
塾屋なのに
この程度のことを知らないのはどうかと思う。
私が発する言葉は常に必要最低限かつ、
その効果を想定して発せられている。
ぜーんぶ、計画的なんだよ。
だから予測演算してるのさ。
したがって、前受けは
きちんと準備して、きちんと受かろう。
埼玉遠いし、どうせ遠いから通わないだろ?
いいよ、過去問なんか買わなくて。
【この結果起こること】
舐めてた格下埼玉不合格
子ども受験が怖くなる
親、子どもに暴言
夫、妻をなじる
妻、今まで相談してもガン無視のくせに
→離婚。
実話です。
さいたまなめんな。
ひらがなしかかけないけど、なめんな。
このリカバリーは
併願パターンシミュレーションを参照
というわけで、
埼玉10-12だけしか準備してないと、
緊張、ふるえ、大勢の小学生、
休み時間のさりげない答え合わせの会話、
親からの強すぎるプレッシャー、
ささやき、えいしょう、いのり、ねんじろ!
こうなります。
主に親のメンタルが。だから言っている。
悲観的に準備し、
楽観的に行動せよ。
参謀たる塾講師は適切なフェイルセーフのある
戦略を組み立て、進言し、
将帥たる親がそれを決定、承認する。
前受けの勝者② 挽回と登龍門
まず初手で失敗したら速やかに14日以内に挽回する。
1敗は1勝でイーブンとなり、
ゼロリセットできる。
次に千葉戦になる。
この場合、
埼玉勝てばチャレンジだし、
埼玉負けならここが最後。
いずれを選ぶかは我が子による。
ただ一つ言えることは、侮るな。
多くの保護者が本命に比べて前受けを軽んじる
偏差値では「下」だから!などという。
受験に上とか下とかねえんだよ
合格か不合格、勝つか負けるかしかねえんだ
侮れば容易く滅ぶ。
全力で2勝を取りたい。
そうすれば、
もはや目の前には第一志望が残るのみ。
できるまで
やれば
できるッ!
©️お受験のお医者さん