※本稿では、
いわゆる健常児を定型発達、
発達障害、発達障害グレーの方を
非定型発達としています。
凸凹はあっても克服して社会生活を営めるため
この用語を使っています。
克服できるものは障害ではありません。
合理的配慮とは
1 特別扱いをしないこと(正負両面で)
2 必要最低限の助けをし、または強要しない
教育関係にはわかるけれど、
一般の方にはよくわからない用語です。
どう考えるかというと、
身体に障害をお持ちの方には
・指が欠損している児童に
複雑な作業を強要しない
・足に問題をかかえている児童に
起立を要請しない
・目の悪い生徒を座席の前にする
と同じだと思ってください。
つまり、
〇〇は可愛いから優遇する
〇〇は言うこと聞くから重用する
などは非合理的だから排除をする。
考えとしては配慮とは補助止まりである。
という意味だと考えてください。
特別扱いとは違います。
ここが外見から見て明らかでない、
いわゆる発達障害・発達グレーの
非定型発達のお子さんの場合、
お子様から「不公平だ」という
不満が出ることがありますが、
社会はその考えではやっていけません
要求ラインを下げることは
みなさんに寄与します。
UD(ユニバーサルデザイン)
典型的なものがこれです。
シャンプーにはあるが、
リンスにはないものはなんでしょうか?
ということをお子様に考えさせてください。
いや。アミノ酸成分とかキューティクル保護とか
そういうんじゃなくてだな、
弱酸性とアルカリ性の違いでもありません。
シャンプーにはギザギザがあるが、
リンスにはありません。
これって盲目の方のためでもありますが、
髪を洗って目が見えにくい状態でも
触ってわかるからすべての人に優しい
という考えです。
また、
このように、
右利き用のはさみのハンドルの作りは、
左利きさんにとってはやや握りづらいものになっています。
そのため左利きさんが
右利き用のはさみを使う場合は、
「左右対象」のハンドルを選びましょう。
どの方向からハンドルを握っても使える作りになっているので、左手で握ったときでも
使いやすいはさみです。
両利きの方や、
利き手の違う家族と
共同で使いたい方にもおすすめです。
ハサミには右手用と左手用があります。
普段生活してるとわからないのですが、
刃の合わせたかたでてこの原理にともなって
力の入り方がことなります。
このため、かつては左利き用もあったのですが
文具店で見かけることは少なく、
今は両対応が増えました。
この考えがUDです。
つまり、
発達障害のお子さんに対応すれば、
どのお子さんにも
学びやすいというメリットがあります。
この環境の平準化が目的です。
平等と公平
公平とは
スタート時に同様に機会を与えることです。
このことが過剰な優遇に見える場合、
平等ではあるが、公平ではないとなります。
詳しくは
お子さんが不平を抱いたら、
きちんと説明してあげてください。
最低限の支援においては、
不公平ではありません
非定型発達の類型
これは100人いれば100人違う。
みんなちがって みんないい。
『私と小鳥と鈴と』
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
スタートが公平に与えられて、
同一の基準で判断するのが真の平等化です。
つまり、テストを受けるときはみんな同じ。
ただし義手やメガネをつけてもいいよ
ということになります。
なんでも持ち込み可能という
ドイツ語のテストで、
ドイツ人を連れてくるのは反則です。
ただし、それには限度がある
最低限の配慮なので限界はあります。
支援体制が整わない学校において、
受け入れるべきかどうかは程度問題です。
無制限ではありません。
逆に言えば、最低点を超えるなら、
入学を阻む理由はないわけです。
越えない場合でも定員割れしてるから、
すべて受け入れろは無理があります。
もちろん、
学校側も可能な限り対応すべきですが
一問も書けない生徒を受け入れて
責任持って預かることができるかは
大変に線引きが難しい問題です。
義務教育ではありませんので。
しかし、定員内不合格については
少しずつ改善しつつあります。
でもこのゆい教室って支援級だから、
支援学校と同じじゃないの?
と私は思うのですけれど。
支援学校に通ってる人はダメだみたいな
社会や通念の方を本来ぶっ壊すべきでしょう。
そこと戦うべきところ、
義務ではない公教育にどこまで臨むのかは
難しいです。
受験時の配慮。
非定型発達の方に対して、
最低限の配慮は必要だと思います。
音に敏感だったり、注意散漫だったり、
この場合には学校側と事前に相談して、
ある程度の配慮を
求めることは可能だと思います。
非定型ですから、類型が一つに絞れません、
みんなちがって みんないいで
ラインを超えていれば
公平にチャンスは与えられるべきだと思います。
ただし、最低限の配慮をして
学校運営の基準を超えていれば、です。
0点でも私立に入れろは無理がありますし、
私立によっては軽度でも受け入れているところも
あります。
でもそれ当たり前ではないのです。
伊是名夏子さん
この人の場合、事前に連絡してないので、
対応できなさそうだと言われましたが、
実際には対応させてます。
それゆえ障害者の側からも非難されました。
まとめ
学力という観点から言えば、
科目や単元に凸凹がない人なんていません。
ただ総合的に見て一定水準が求められるのは
入試というシステム上仕方のないことです。
しかし一定水準を超えていれば受け入れるべき
だとも思います。
非定型発達のお子さんをお持ちの方は
大変だと思いますが、
天は人の上に作らず、
また人の下に人をつくらずと言えり。
「天は富貴を人に与えずして、
これをその人の働きに与うるものなり」と。
されば前にも言えるとおり、
人は生まれながらにして貴賤・貧富の別なし。
ただ学問を勤めて物事をよく知る者は
貴人となり富人となり、
無学なる者は貧人となり
お受験のお医者さんは
がんばる子どもと親御さんの味方です。
(C)お受験のお医者さん








