ショクナイ
これ、80年代に
当時から現在まで活躍されている音楽評論家
伊藤政則氏が使われた言葉で
アーティストが本業のバンド以外で
他のアーティストのレコーディングやライヴ参加した際に
「〇〇が☓☓でショクナイした」
と言う風に使われてたんですが
要は「内職」を意味する言葉でして。
でもって
先日逝去され
世界中のファンが涙した
エディ・ヴァン・ヘイレン
一般にエディの「ショクナイ」として知られるのは
マイケル・ジャクソンの「Beat it 」かもですが
シディアスさんが取り上げられてたんですが
プロデューサーのテッド・テンプルマン共々
マイナーなアーティストのレコーディングに携わってみたり
なんて事もされてたんですね。
でもって
今回取り上げさせていただくのは
エディの「ショクナイ」でも
もっと騒がれても良かった筈の
メジャーなアーティスト絡みの「ショクナイ」
それは1983年頃
QUEENのブライアン・メイのソロプロジェクトである
「START FREET PROJECT」
当時イギリスのTVでオンエアされていた
日本の特撮ヒーローモノ「Xボンバー」の
英語吹き替え版「無敵艦隊スターフリート」
これをブライアンの息子さんがいたくお気に入りで
息子の為にテーマソングを
自分でレコーディングしてあげよう!と、立ち上げたプロジェクトになるんですが
そこに参加したのが
エディであると。
これはそのまま、
まだCDの無い時代に
今で言うマキシシングルとして
30㎝シングルとして発売さ話題になったものです
内容は
A面
1. 無敵艦隊スター・フリート - Star Fleet
2. 時空を超えて… - Let Me Out
B面
3. ブルースの戦士 - Blues Breaker
楽曲としては
一曲目のタイトルナンバー以外に
特筆すべきモノはあまり無いのですが
特にB面の曲なんて
ただスリーコード12小節のブルース進行に合わせて
エディとブライアンが
セッションしたものをそのまま収録しただけの
ある意味ライヴ音源みたいなもの。
まあ、ファンであれば
自由に弾きまくるエディに釣られて
QUEENではなかなか聴けない
ラフなブライアンのギターを聴くことができて、楽しい曲ではあるんですが。
(・ัω・ั)
因みに
この当時
ブライアンはQUEENの活動に不満を持っていて
フレディ・マーキュリーは
ギター中心のロックは時代遅れみたいな発言をしていた時期でもあって
ロックに飢えていたブライアンの
フラストレーションのはけ口
的な作品になっています。
で、タイトルナンバーですが
イギリス版のテーマソングを
ブライアンがお得意のコテコテアレンジを施して
エディ以外に
ロッド・スチュワートのベーシスト、フィル・チェインや
当時QUEENのセッションメンバーだったキーボードプレイヤーを交えて
レコーディングされています
で、本作(曲)の聞き所は
やはりソロパート
って事になるんだと思いますが
ソロの頭と終わりの多重録音以外は
エディが弾きまくっています。
当時は
エディとブライアンの掛け合いと思われていたんですが
良く聞くと
ブライアンパートと思われていたプレイにも
盛大に音を外したチョーキングや
アタックの強いピッキングハーモニクス
所々に入るフラジオレットハーモニクス等
全編エディ節が炸裂していて
1人で掛け合いっぽく弾いてる、
と言った感じになっています。
因みに
ソロ終わりの多重録音パートは、
そのまんま
後年QUEENのOne visionのライヴアレンジのエンディングに
流用されていますね。
ではこちらを
因みにこのスターフリートの日本版
Xボンバーの主題歌は、BOWWOW
が担当されていたかと。
ではまた。
m(_ _)m
