ゴールデンウィークを、みなさまはいかがお過ごしでしたか?

私も日々あちこちに出掛けてブログの更新が滞ってしまいましたが、連休最後の今日は、みなさまにこんなお話を。


ハリウッド・スター。

…と言えば、彼らは素晴らしい才能と容姿で私たちを別世界へといざなう、別次元の存在のように思えますよね。

自信満々に見える彼らにも、「ここが、こうだったら…」という身体の切実な悩みが、実はあるのだそうです。

その悩みが「まったくなかったかのように」撮影前にボディメイクを施されるからこそ、ベッドシーンも大胆に演じることが出来るのだと…

私はこの話を、ハリウッドで活躍するメイクアップアーティスト、カオリ・ナラ・ターナーさんから聞きました。


さて、そのカオリさんから聞いた、ハリウッドの撮影現場のお話です。

通常総勢150人ほどのスタッフで、それこそ世界最高峰の作品を手がける真剣な現場。

そこで、駆け出しの頃のカオリさんが死体役の俳優に施した、ヒゲ。

カメラをチェックすると、そのヒゲが鼻息でぴらぴらと揺れていたのだそうです。

録り直し必須の、メイクとしてあってはならないミス。

震えるカオリさんに、映画に命をかけて仕事をしている仲間たちは、「気にしない、気にしない!たかが映画じゃないか!」と。

これが、ハリウッドなのだそうです。


そのカオリさんに、私は質問しました。

「大スターの間近でメイクの繊細な作業をする時、緊張で手が震えたりしませんか?」

私自身、緊張感を乗り越えながらピアノを弾いたり、という経験の実感から、そう質問したのですが…

「それはまったくないんです。大スターというのは、こちらがリラックスして仕事が出来るように自然と仕向けてくれるから。笑わせたり、とかね。」

「でも三流の人たちは、自分を良く見せることにピリピリしてるから、緊張する。」

なんと…そういうことでした。

大スターほど、「人は誰でも同じ人間」という心でスタッフとも対等に接して、垣根がとても低いのだそうです。


40歳で初心者からメイクの世界に入り、ハリウッドスターから「メイクはカオリに!」と指名されるほどのカオリさん。

芽が出たのは65歳を過ぎた頃から。

2003年には、70歳で日本人初のエミー賞を受賞しました。


友人が別の質問をしました。

「成功の秘訣は何ですか?」

「親孝行」…とカオリさんは即答しました。


「ハリウッドを見渡しても、成功している人に、これは共通していること。

自分の根っこは、親なの。

根っこに水をやれば、黙ってても、花は咲くんです。」



「大スターだって、笑ってるけどみんな悲しいの。

いろんなことが降りかかるの。

悲しいのは、あたりまえ。

でも、ドカンと来たものを、ドカンとは受け止めない。

どんなに大変な場面でも、ジョークで受け止めてしまう。

その笑顔のもとは、親への感謝なんです。」


写真は、私がいつも持ち歩いているノートに書いていただいた、カオリさんの言葉です。


$子育て悩み解決!高校・大学講師 川口佳子-カオリ・ターナー



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