NPO法人 ナチュラルセラピー研究会 管理人の部屋

残暑お見舞申し上げます。

毎日暑いですねぇ。。

我が家のチビは、エアコンが苦手。

暑いのは、もちろんキライなので家の中の心地よい場所を見つけて伸びています。

こう暑いと、シャワーで済ませてしまい、バスタブに ゆっくり浸かる・・というのも少なくなりがちですね。

夏場は、エアコンなどで体が意外と冷えたりもします。

半身浴や入浴で新陳代謝を活発にして、自律神経の調節を・・と言われていますが、今回慶應義塾大学、熊本大学、名古屋大学、再春館製薬所との共同研究により、マウスの皮膚をお湯につけることでシワを防ぐことができるとの研究結果が発表されました。

体内で増える「熱ショックタンパク質70(HSP70)」が重要な役割を果たしていることも同時に発表されました。

シワは加齢によって代謝不良や水分不足を起しやすくなるということもありますが、紫外線による光老化が主な原因といわれています。

紫外線を浴びることでコラーゲンの質が劣化し、生産量が減ってしまったり、コラーゲン分解酵素が増えてしまったりして、その結果、シワが生じてしまうのだそうです。

熱ショックタンパク質(HSP)は、細胞が熱などのストレスを受けると細胞内で作られるタンパク質の1種です。

熱だけでなく、毒物や紫外線などさまざまなストレスを受けると増え、細胞をストレスに強くすることが知られています。

HSPにはさまざまな種類があるのですが、中でもHSP70は細胞を保護する作用が最も強い点で注目されています。

研究チームでは、HSP70の働きを研究し、紫外線による皮膚のトラブル・・例えばシミの元であるメラニンの過剰な生産を抑えたりすることを発見してきました。

要するに、HSP70を増やせる物質によって理想的なシミ予防化粧品を作ることが できるというわけです。

メラニンは紫外線から皮膚を守る働きをしているので、単に メラニンの生産を抑えるだけであれば、紫外線による皮膚トラブルを起こす可能性もあるので成り立たないですね。

研究チームは、天然物の中で「ヤバツイ」や「アルニカ」という植物の成分が安全にHSP70を増やすことを発見。

すでに化粧品として商品化されています。

これまでHSPとシワに関しては まったく研究されておらず、今回初めて詳細な研究が行われ、成果が挙げられたのだそうです。


実験は、マウスの皮膚を42℃のお湯に5分間浸けることによりHSP70などのHSPを増加させ、その後に、紫外線を当てるという処理を10週間継続し、シワの形成を調査しました。

対照として37℃のお湯に5分間浸けたグループのマウスではっきりとしたシワができましたが、42℃のグループではシワがほとんどできないという結果が出ました。

また、HSP70を常に生産している遺伝子改変マウスでも同様にシワが抑制され、これによってHSP70が紫外線によるシワを防ぐということが示されました。

さらに、HSP70がコラーゲンを分解するタンパク質を減らすことも確認されています。

HSPには、コラーゲンの生産を助け、コラーゲンの質を高めるHSP47というタンパク質もあるのですが、研究チームは、温熱によるシワの抑制には、HSP70だけでなく、HSP47も働いていると考え、現在研究を進めているところなのだそうですよ!

人間でも紫外線を浴びる前にお風呂に入ると、マウスと同様にシワを防ぐことができる可能性があり、今後の応用研究が期待されています。

42℃というのは、ちょっと熱めのお風呂の温度ですね。

タンパク質変性が起こる温度と習ったので、入浴は39~41度位で長目に浸かっていましたが、今後は42度を意識して入ってみようと思います。