こんにちは!
前回のブログの勢いのままに、
今回も海外文学を手に取りました!




ジェーン・オースティン『高慢と偏見(上)(下)』(岩波文庫)


映画や演劇などで何度もリメイクされているイギリス文学の傑作恋愛小説です。


この物語は、ある日突然イギリスの田舎町に資産家の青年が引っ越してきたことからはじまります。


青年の名前はビングリー。
ビングリーは資産家であるだけでなく、容姿端麗で物腰のやわらかい態度で、周りの人々は釘付けになります。


この物語の中心人物は、彼に釘付けになった家族・ベネット家の娘たちです。


ベネット家は5人姉妹で、 長女・ジェーンは姉妹のなかでいちばん美しくて純粋で、次女のエリザベスは上品ではあるけれど分析好きな面があり、三女のメアリは勉強好き、四女のキャサリン、五女のリディアは派手なもの好きで俗っぽい性格の持ち主で、作中ではそれぞれの個性がぶつかり合いながら物語が進みます。


母のベネット夫人は娘たちが「良いところへ片付いてくれる」ことが何よりの幸せであり、「良いところ」の条件にぴったりなビングリー青年の気を引こうとやっきになり、ビングリーに舞踏会の約束をとりつけたことで彼らの関係は深まります。


舞踏会でビングリーは長女のジェーンに惹かれます。
エリザベスは格上の世界に戸惑いながらも舞踏会を楽しみますが、ビングリーの親友・ダーシーの嫌味が耳に入ってしまい、エリザベスは彼のプライドの高さに反感を抱きます。


ですが、ダーシーの方ではひそかにエリザベスに惹かれていて、でもそのプライドの高さから自分の思いを素直に出せず、エリザベスに反感を持たれたまま物語はこんがらがっていくのです…。


この物語がどう展開していくのか、ラブコメ好きな方なら容易に想像できるのではないでしょうか。


タイトルにも書きましたが、この物語こそラブコメ作品の元祖!!と思える要素がたくさん詰まっているのです。


幼少期から「りぼん」「別冊マーガレット」を愛読していたわたしは、少女漫画の「お約束」のような展開と恋愛模様の絡まり具合に悶えつつ、めちゃくちゃのめり込んで読みました。


資産家でイケメンのビングリーが突然やってくる物語冒頭も、
はじめはいがみ合っていた男女が次第に惹かれ合うようになるのも、
ライバルが恋路を邪魔したり別の男性に言い寄られて心が揺れたりする展開も、
ふたりが結ばれるのはふさわしくない!と恋路を邪魔する大人があらわれるのも、
そして理解ある親戚がふたりの恋路の助っ人となるのもすべて少女漫画で見たことのある展開で、
「まぁなんやかんやありながらも結局ハッピーエンドだろうな」と思いつつもこの先どうなっちゃうの~!?と気持ちがはやり、一気に読んでしまったのでした。笑


ダーシー氏が『花より男子』の道明寺と花沢類を足して2で割ったようなキャラクターに感じられてならず、わたし自身「偏見」にまみれながら読み進めました。笑
(キャラクターの説明を他のキャラでたとえてすみません。『花男』知らない人からしたらなんのこっちゃ。。)


(↑中高生のときにめちゃくちゃハマりました、、!)


『高慢と偏見』をのめり込んで読めたのは、少女漫画の「お約束」的展開がたくさん詰まっていたことに加え、キャラクターの描写がとても細かかったところも大きなポイントでした。


たいていの少女漫画もそうですが、物語自体は「男女が惹かれ合い、結ばれるまでのストーリー」というだけなんですよね。


でも、そんなストーリーがどうしてこんなに面白く感じるかと言うと、やはり各キャラクターをどれだけ細かく・深く描きこまれているか、という点に尽きるのだと思うのです。


『高慢と偏見』の登場人物たちはそれぞれの性格や価値観がバラバラで、バラバラだからこそキャラクターの個性が際立ち、物語世界に没入しやすかったのだろうなと感じました。


ベネット夫人(5人姉妹の母)はいつまでもヒステリックで娘たちの心情をかえりみず、ジェーンは心が清らかすぎて人を疑うことができず、エリザベスは分析しすぎるためにダーシーに偏見を持ってしまい、ダーシーはプライドの高さゆえに自分の恋心に気づくのが遅れ、ビングリーは優しすぎるために人の意見(ダーシー)を鵜呑みにしてしまい……彼らのバラバラな性格や価値観のためにこの物語は上下巻に渡ってこんがらがっていくのです。


このバラバラな性格を曲げずに、こんがらがったところからハッピーエンドに持って行かせる筆力は相当なものではないだろうか、と書きながら改めて感じました。


各キャラクターが際立ち、こんがらがったところから長い時間をかけてハッピーエンドに落ち着くさまは『花より男子』もまったく同じなんですよね(『花男』は12年、37巻かかってますが)。


『高慢と偏見』は週末の読書会の課題図書でもあるので、どうして「お約束」がこんなに面白いのか、キャラクターの描写のなにが面白く感じるのか、ということについてもう少し分析したうえで語り合ってみようと思います!


『高慢と偏見』というタイトルと上下巻だということに敷居の高さを感じて手に取ったことがなかったのですが、なんてもったいないことをしていたんだろう!とつくづく感じました。。


少女漫画が好きだった方にはとてもおすすめの海外文学です!


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