こんばんは!
結婚式と文学的夏祭り(芥川賞・直木賞選考)を終え、真っ白に燃え尽きているささかわです。笑
先週末からほぼ休みナシだったので、この週末がいつも以上にしんどいです。笑
今日はお肉をもりもり食べてゆっくり寝たいと思います。
というわけで、いつもより読書体力が消耗しているので
今日は省エネでも読みやすい一冊を手に取りました。
カリスマクリエイターkemio(けみお)のエッセイです。
けみおって誰?という方はこちらの動画をご覧ください↓
…はい、とってもキャラの濃い男の子です。笑
口調がギャル。
けみおは高校生のときにTikTokみたいな動画アプリでバズり、それから芸能の道を志します。
しばらく芸能のお仕事をしたものの足踏み状態が続き、単身アメリカ留学を決意。
いまはアメリカを生活の拠点にし、YouTubeなどで発信しているクリエイターです。
(清田隆之さんの書評がすばらしすぎて、もうブログ書きたくなくなった。笑)
この本はけみおが自分の人生を振り返り、肌感覚で思ったことを自己流の言葉とリズムにのせてビートを刻んでいる本です。
自伝的エッセイのようでいて、生き方アドバイス本のようでいて、詩や俳句のような語感をすごく大事にしたけみおの”作品”という感じ。
「国籍も職業もジャンル不明だけど 私はkemioだからいいじゃん。
目の前にあることをやって人をハピネスにしたいだけ」(66頁)
「失恋したなら遊べ次行け、Tinderスワイプしまくりな。
そいつは人生の審査委員長じゃないんだから否定なんてされてない」(132頁)
「タイムマシンなんて永遠にないから、今やるべきことのジャッジとか、
何をやるかは賭けでしかなくて、ウチら一生ベガスなう」(162頁)
口調はギャルですが、言っていることの芯が太くてカッコイイ。
何度もハッとさせられました。
どうしてこんな風に言い切れるのかというと、けみお自身が勇気を出して行動して、苦しいことも楽しいことも経験してきたからなのでした。
いろいろ便利になったけれど、自分の不安が解消される方法は「行動する」しかない。
自分で責任を持って行動して、試行錯誤を重ねて、成功も失敗もしてきたからこそけみおは胸を張って「けみお」らしく生きているんだとしみじみ感じました。
とくにハッとさせられたのは、けみおの「気にしない」スタンス。
動画をご覧になるとわかるように、けみおはかなりキャラの立つ存在なので、まわりからいろいろといちゃもんをつけられることも多々あるよう。
でもけみおは
「変だって言われる悲しさより、大好きなものを追いかける楽しさのほうが大きいって気付いたから」全く気にしないのだと胸を張って答えていて、その答えに痺れました。
だからといって「個性派でなくちゃだめ!」と価値観を押し付けているのではなく、結果的に多数派であっても自分の意志で自分の好きなものを追いかけている姿が尊いのだと言っていて、けみおのビッグラブ精神に惚れてしまいました。。
わたしも棺桶までのランウェイを胸張って生きていこう。
いやなものはスワイプしてどんどん消してこう。
周りを気にする暇があったら好きなものに全力投球しよう!!!
省エネで読んだにもかかわらず、読み終わると生きるエネルギーがふつふつと湧いてきました。
毒々しい色した栄養ドリンクを飲んだみたいな気分になりました。
