この一週間は、呆然としたり、あえて忙しく動いたり、忙しすぎて疲れたり笑、いろいろ終えて振り返って悲しみに浸ったり……いろんな負荷がかかり、なかなかしんどい週でした。
しんどかったけれど、「生きる」ということや自分の人生について深く考えさせられ、改めて「後悔しない生き方」をしたいと強く思いました。
後悔の種類のほとんどは「やらない後悔」です。
あのときちゃんと言えばよかった、とか。
もっと話せばよかった、とか。
もっと会っておけばよかった、とか。
そして人生には「タイミング」というものもあるなぁと強く思わされました。
今はこれをやる時期だったんだ、とか。
逆にこれをやる時期じゃない、とか。
目の前にチャンスの切れ端みたいなものが見えたら迷わずつかむ。
「今かもしれない?」と思ったら迷わず行動する。
そんな自分でありたいなと改めて思いました。
さて、この一週間の忙しい隙間にもちびちび読書をしておりました。
大きな悲しみに対して、余計なことを考えて動けなくなるのが怖かったからです。
ぶ厚い小説(森見登美彦『熱帯』)のあとの一冊だったので、それなりに軽く読めて、小説ではないものが読みたかった気分にぴったりの一冊でした。
西多昌規『「引きずらない」人の習慣』は、失敗をいつまでも引きずってしまう人にどういう心構えで生きていけば良いかというコツを伝えている一冊です。
帯のコピーが秀逸で、
「終わったこと」でいるまでも頭がいっぱいなあなたへ
という言葉に
「おお、まさしくわたしのことだ!!」と興奮気味に手に取った一冊です。笑
あたりまえのことですが、生きている限り他者のかかわりは避けて通れないもので、しかも必ずしも全員とウマが合うわけではありません。
「個」や「多様性」を尊重する時代にあるとはいえ、自分の価値観とは違う人のことを簡単に受け入れられるかというとそうではないと思います。
友達ならまだしも、仕事となるとすごくストレスを抱えてしまうことがあるでしょう。
他者とのかかわりで何かうまくいかないことがあったり、上司とぶつかってしまったりしたときにいかに「切り替え」ができるか。
本書はその「切り替え」の具体的な方法についてわかりやすくまとめています。
まじめで自意識過剰で人の意見を深読みしやすいわたしは刺さるところがありすぎて、ノートに書き写しまくりました。笑
とくに刺さったのはここらへん。
★引きずる人はヒマだから引きずる
→余計なことを考えてしまう「時間」があるから引きずってしまう、引きずらない人は余計なことを考える間もないくらい忙しい
★深読みしすぎて被害妄想敵になる
→「ヒマだから」に関連する話。今自分の身の回りで起きていることで不満な点を書き出し、客観視することで妄想の世界から抜け出すべし
★引きずる人は他者への期待が大きい、引きずらない人は他者に期待しない
→引きずる人は「自分の行動の真意を察してくれるだろう」という甘えがあり、そのためコミュニケーションが適当になりがちで、なんらかの齟齬があったときに被害妄想的になりやすい(耳が痛い…!!!)
→「ここまで言ったらわかってくれるだろう」という甘えを捨て、面倒くさがらずに伝えるべきことはきちんと伝えることが大切
★時には前向きに「諦める」ことも必要
→白黒つけず、グレーの状態で「保留」しておくということも時には必要
などなど。
他にも「ポジティブを意識しすぎない」「引きずるのは人間の本能的に仕方ない」「逆に悩み抜くことも必要」など、ふさがりがちな人だけでなくあらゆる人に向けての心構えのコツが網羅されていました。
本書の全体から感じ取ったのは、「ゆるく生きる」ということ。
感情と理性のバランスを適度に保つことを心がけつつも、人生何が起こるかわからないのだから、あまりに大きなことがあれば自分を責めすぎたり無理しすぎたりせず、身体と心の反応に身をまかせることが大事なのだろうなぁと強くました。
2019年、ゆるく生きたいですね。
またいろんなことに忙殺されてふさぎこみ気味になったときに読み返したい一冊でした。
