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ブログでたびたび語ってきている山田詠美さんへの愛。
(愛の記録は、テーマ「山田詠美」をご覧ください)
愛が伝わったのか、『吉祥寺デイズ』の公式ツイッターから、わたしのツイッターに「いいね」をもらう恩恵にあずかった(フォローはされていない)。

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いいねされたら、そりゃあ買うでしょう!!
あわよくばフォローされたかったけど……。
ということで、今回は山田詠美さんの新刊のエッセイの感想文である。

『吉祥寺デイズ』は「女性セブン」の連載が一冊になったもの。
山田詠美さんはかねてから「憧れの作家!!」という目線で作品を楽しんできたが、今回は「尊敬する女上司」くらいの親近感をもって楽しめた。
酒呑みで、仕事に妥協しないで、物言いが軽妙で、言葉遣いに厳しくて、愛らしいけど姉御肌。
小説からは見えてこない作家・山田詠美の魅力がたっぷり詰まっている一冊だった。

週刊誌の連載ということもあり、いま国会で議論真っ最中の森友問題や東京都知事選など政治ネタ・時事ネタが盛り込まれている。
時事ネタとはいえ、家で酒を呑みつつワイドショーを見ながら喋ったことを書き起こしている、という雰囲気なのだ。
この感じ、どこかで見たことあるぞ。
お昼に喫茶店で上司たちがテレビを見ながら何気なく喋ってる感じだ!
こんな調子なのですごく親近感があって、時事ネタのツッコミに深くうなずいてしまう。確かに、この頃不倫ネタ多いよなぁ……。

時事ネタはもちろんだが、日常ネタもおもしろい。
ビールは苦手だが、山田詠美さんはかなりの酒呑みだ。ビール以外のしゅわしゅわを好むようで、スパークリングワイン、ホッピーを常飲されている。神戸に行ってはカンパイ、浅草に行ってはカンパイしていて読んでいるこちらもしゅわしゅわが欲しくなる。
さらにおつまみにも親近感があり、スーパーに売っている「うまみ」味のベビーチーズを好む話が出たときは思わず「わたしも好きです!!」と叫んでスーパーに買いに走ってしまった。ビール苦手なようですが、あれ、ビールにすごく合うんですよ~! と言いたくなった。

しかし、わたしは声を大にして言いたいことがある。
こちら(読者であるわたし)は飲めないのだ!! と。
わたしは飲んで酔っ払うとすぐに寝てしまうタイプだ。
これまで数々の飲み会で寝落ちし、自宅で寝落ちし、翌朝メイクしたまま寝てしまった自分に絶望する……というパターンを何度繰り返したかしれない。
酔っ払っていなくとも、本を読みながらリラックスするとすぐに寝てしまう。
酒+活字=即寝という残念な式がわたしの中で出来上がってしまっているのだ。

以前、文芸誌で「酒とつまみと小説」という特集があったが、これもダメだった。
即寝して、全然読み終わらないまま積ん読になった。
山田詠美さんのエッセイで、そんなことになってはいけない。
飲みたい気持ちをこらえつつノンアルで読み切るのはかなり苦しかった。

酒と文学。この響きはめちゃくちゃかっこいいが、選ばれた者だけが享受できる愉しみなのだろう。
さきほどの話はわたしの自業自得なので、”気軽な“お酒が好きな人にはぜひおすすめしたい。

でも、やっぱり、できればわたしも仲間に入りたい。
お酒の量を減らすしかないか……と反省した一冊でもあった。
 
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後日談。

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フォロー、リプライまでしていただいたぁぁ!!
これからも山田詠美作品をこよなく愛し続けます。