文学で自活したい。

文学の魅力は、今まで出会ったことのない表現方法に出会えること、当時の文化を肌で感じられること、新たな文化の芽生えを実感できることだ。

文学を通して感じる新しい価値観に、ビリビリと浸るのが快感だ。

 

文学の魅力を多くの人に伝えたい。

ゆくゆくは読書ライターとして自活していきたい。

そのためにブログをもっと大きく育てる必要がある。

 

そんな時に読んだ一冊。

 

 

ちきりんさんの圧倒的な「個」の力にほぼ屈服した。

ちきりんさんは、顔出しせず、本名も経歴も明かさず、謎の「社会派ブロガー」として「自分の言葉」を発信し続け、2013年時点で月間200万PV(今はもっとすごいのでは)を達成する超人気ブロガーだ。

 

本書はちきりんさんのブログの総まとめのような一冊だ。「裏を知る 篇」と「表を読む 篇」の二章立てで、「裏を知る 編」ではどのようにしてトップブログになっていったのか、ブログを運営する上での戦略、方針、テクニックなどが書かれ、「表を読む 編」では反響が大きかったブログエントリ21編が収録されている。

 

ちきりんさんの文章は「何を伝えたいのか」がとてもわかりやすく書かれている。

わかりやすく面白い文章を書くためには、それにともなった十分な分析と思考の結果が必要だ。

以下の引用はわたしが特に参考になったと同時に、耳が痛い指摘でもあった。

 

「考える」とよく混同されるのが「分析すること」です。(中略)たしかに、思考の前段階として分析が必要となることはよくありますが、でも、このふたつは違うことです。(中略)

たとえどんなに稚拙な考えであっても、どんなにぶっとんだ考えであっても、(誰がやっても同じになる)単なる分析結果なんかより、人によって異なる「誰かの考え」のほうが圧倒的におもしろいし、価値はまさにそこにあるのだということです。

 

物語の要約で文量が多くなりがちなので、「単なる分析屋」にならないように今後気を付けたい。

 

ネットであろうと実社会であろうと今がサバイバル時代なのは変わりない。

どれだけ「個」の精度を上げて発信していけるかが、自分の理想を実現するためにとても重要だということを肝に銘じた。

 

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