大好きなあなたへ。
はしぐちのりこです。
愛されていた記憶は突然に。
(↑「ラブストーリーは突然に」のノリで読んでください)
術前検査のときにこんなことがありました。
手術箇所の事前検査とは別に
手術に耐えうるような身体かどうか?
を調べるための検査がいくつかありまして。
その中に血液検査もありました。
貧血女子ですからね。
ただでさえ、人より多く血を失う体質ですから。
食べるもの食べて
飲むもの飲んで(薬ね)
せっせせっせと造ってきた血を取られることには
人様より敏感になるわけです(笑)
今回もトレーの上に7本の採血管
(っていうの?あの小さな試験管みたいなもの)
がゴロゴロと置かれているのを見たときには
ゾッとしてしまいまして(笑)。
つい
「合計で、どのくらいの量を採るの(おつもり)ですか?」
って、聞いちゃいました(苦笑)。
結果20mlくらいだったので、「じゃあ大丈夫です」って答えましたけど。
私が大丈夫だろうが大丈夫じゃなかろうが採られるんですけどね。
てっきり腕に針を刺し
採血が始まるのかと思って覚悟していたら
「その前に、今から耳たぶに針をさして血を流してもらいます。」
と言われまして。
びっくりしたのですよ。
「ちょっとチクッとしますけど、針を刺しまして、血が出ます。
それを30分おきに測って、血が出ているかどうかを判定します。」
(ええええっ!? 30分!?!?!?)
→やってみたら、看護師さんの言い間違いで、30秒毎でした。
いわゆる凝固検査、というものです。
血が固まって止まるまでの時間を測るのね。
30分も血を垂れ流すのかと思ったわ💦
「いいですかー。いきますよー。」
で、チクッとした痛みを感じ
血が出ているのを感じ
目の前が暗くなりそうな不安を感じながら
思い出したことがあるのです(前置き長いな)。
あ、この検査
子どもの時にしたことあるなあ・・・と。
小学校1年生か2年生のとき。
「血液型を調べたいから、一緒に病院に行こう」と
母親に言われ
見慣れない場所(たぶん病院)に行ったのを覚えています。
もともと、注射が苦手な私。
「腕からちょっと血を抜かれるだけだから」
と聞いて、覚悟していたのに。
着いたら
スタッフの方に、別室に連れて行かれて(私だけ)、
何の説明もなく耳たぶをちょんっと切られました。
それと同時に
意識が遠のいていったのです。
あの頃から貧血・・・ではなく
おそらくびっくりして
迷走神経反射を起こしたのでしょう。
頭がミーンと言い出して(血流減少)
目の前が暗くなっていって
気持ち悪くなって
意識が遠のいていって。
歩けなかったので
そのまま、抱えて連れ出されて、
病院の待合室の椅子で横になって
意識が戻るまで休んでいました。
その隣には母がいて
心配そうに私の顔を覗き込んでいた
あの光景を思い出したのです。
意識がもどるまで
ずっと横にいてくれました。
どこかに行ってしまうのではなく
ずっと横にいてくれました。
「あれ?あの時ずっと横にいてくれたなあ」
ふと、ふと、
本当に突然
「私、ちゃんと、愛されてたなあ。」
なんだか急にそう思えてね。
母のことを思う時はいつも
グチグチ言っている風景や
私を遠退ける言葉や
意識が自分(母自身)にしか向いていない
いわゆる、妖怪かわいそうの母ばかりだったのに。
ふと
あれ?
おかしいな?(笑)
なんだ、ちゃんと愛されてたな。
そんな光景を思い出したというか
思い出した光景を
そんな風に
スルッと受けとることができたのでした。
私達は、「愛されていない」と言いますが
愛された経験があるから
愛されていないを知っているわけで。
でも
愛されていた記憶を思い出しましょう、と言われても
意図的に思い出すことは難しいもの。
ふとした瞬間に
こうやって
突然に思い出したりするのでしょうね。
でも、手放しで、何もしなかったのに、
突然受け取れるようになったとは思えなくて。
自分に向けた厳しさを少しずつ手放し
自分への優しさや周りからの優しさを
受け取れるようになったからこそ
ふと、こういう光景も素直に受け取れるようになったのでしょうね。
もしくは、
弱っている時は
こういうことに気づきやすいのかもしれません(笑)。
あの時、
「ごめんねぇ。お母さんもてっきり腕から血を採るものだと思っていて。
びっくりしたねえ。」
そんな感じの優しい言葉をかけてもらったなあ。
その後、一緒に歩いて帰って
「晩ごはんにしようねえ」
って、台所で、ご飯の準備を始めてくれたなあ。
家庭の様々な事情で
「あなたを大事に扱うことはできない」
と言われ
「生まれてくるんじゃなかった」
が、元々、こびりついていた私です。
心のことを学んで
母との関係、家族との関係はもう大丈夫になっていて
何の問題も感じていませんでしたが
まさかこのタイミングで
こんな風に、ふと、思い出すとは。
愛されている記憶は突然に、です(笑)。
看護師さんの前で、耳たぶから血を出しながら
「ああ、またあの時みたいに、目の前が真っ暗になったらどうしよう。
お母さんが横にいてくれたらいいのに。」
と、不安になる46歳のおばちゃん(笑)
(↑もう立派な大人です! 笑)
なんのことはない、
血は1分半ほどで固まりました(笑)。
最後に
母親から
「どうせ愛されている」と思えないあなたへ。
今、無理に思おうとすることが
余計にあなたを疲れさせてしまっているのかもしれません。
愛されているとわかる瞬間は、突然くるのかもしれません。
でもその瞬間をやってこさせるために
自分が自分に向けている厳しさを手放しましょう。
自分に優しくありましょう。
自分だけで頑張りすぎず、いきましょう。
人の優しさを受け取っていきましょう。
弱い自分に白旗をあげましょう。
問題って、それそのものに集中すると解決しないけど
一旦そこから離れて、できることをしていると
本丸も勝手に解決するものです。
人が受け取るタイミングって完璧です。
受け取る準備ができたときに
あなたにもちゃんとやってきます。
大丈夫。
大丈夫です^^
はしのんでした。
お正月に行った醍醐寺の五重塔が清々しかったのでどうぞ^^
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