今日のノマド&パレオドクターの格言
「減らせるものを増やそうとするのは、無駄なこと」
今日の在宅診療では全身タウー(刺青)の生保さんに出くわしました。
それとなく、聴診しながら
「どこの組でしたか?」
と尋ねると、
現在の山口組のトップである弘道会系の構成員でした。
そこで私が知り合ったある方のお話しをすると・・・・・
「あの方、獄中で3年前に殺されましたよ。」
え!!!!!
実は、この知り合った方というのは、私が主治医をしていた患者さんでした。
山口組5代目の兄貴分で、5代目が唯一頭があがらない大人物でした。
4年前になると思いますが、この方が脳梗塞で私の勤務する病院に入院され、私が担当することになったのです。稲川会の幹部や錚々たるメンバーがお見舞いに来られていました。
当時は私もヤクザのことを比較的よく知っていたので、夜中まで親分の病室でいろいろな
話をさせて頂きました。
そのことは昨日のように思い出されます。
その当時、刑務所から収監命令が来ていましたが、脳梗塞を患ったばかりで状態が安定していないこともあり、私が意見書を書いて収監の延長を申し出ていました。
今から考えると、刑務所で殺されることが分かっておられたのかも知れません。
それで会話の続きですが、
誰に殺されたのですか?と尋ねると、
「国家権力ですよ。」
そのとき、ピ~ンときました。
警察はずっと命を狙っていて、いつか収監したときに殺そうと思っていたのでしょう。
薬物を使ったのでしょうね。
山口組5代目渡辺さんが襲名するまでに、この大親分はいわゆる裏の汚れ仕事をすべてこなしてきました。いろいろな武勇伝をよく聞かされたものです。そのときの話に出てきた人物は山口組や一和会(山口組から分裂して消滅)の幹部ばかりでした。
今日の生保ヤクザが言っていましたが、その大親分が殺した人数は20人は下らないと。
警察に追われて、逃亡生活を20年も送っていたいきさつもよく聞かされました。
そのような影の仕事をやってきたこともあり、5代目は頭が上がらなかったのです。6代目の実質的権力者である高山さんも煙たがって、代替わりのときにこの大親分と後藤組の後藤組長を破門にしたくらいです。
そういえば大親分は
「高山の命を狙ったこともあるが、新幹線にのっても各停車駅にボディガードがいて、警戒態勢が半端でなかった。」とおっしゃっていました。
そのときに、深い考えもなしに私が、
「高山さんって怖がりなんですね。」と話したところ、大親分は
「先生、怖がりじゃないとこの世界で生き残っていないよ。イケイケの人間はすぐに
鉄砲玉にされて死ぬ。生き残っているやつはみんなズル賢く警戒心の強い人間ばかりだよ。」
とお話しされていたのをふと思い出しました。
しかし、親分のことはまだまだ思い出すことがたくさんあります。
私は臨床心理士としてもどのようにしてこのような人物が出来上がったのか、非常に興味があり、数か月間は濃厚なお付き合いをさせて頂きました。
普通の世界では知りえなかったことが満載です。
私の記憶が風化する前に
追悼としてまたこの続きは明日に。
「減らせるものを増やそうとするのは、無駄なこと」
今日の在宅診療では全身タウー(刺青)の生保さんに出くわしました。
それとなく、聴診しながら
「どこの組でしたか?」
と尋ねると、
現在の山口組のトップである弘道会系の構成員でした。
そこで私が知り合ったある方のお話しをすると・・・・・
「あの方、獄中で3年前に殺されましたよ。」
え!!!!!
実は、この知り合った方というのは、私が主治医をしていた患者さんでした。
山口組5代目の兄貴分で、5代目が唯一頭があがらない大人物でした。
4年前になると思いますが、この方が脳梗塞で私の勤務する病院に入院され、私が担当することになったのです。稲川会の幹部や錚々たるメンバーがお見舞いに来られていました。
当時は私もヤクザのことを比較的よく知っていたので、夜中まで親分の病室でいろいろな
話をさせて頂きました。
そのことは昨日のように思い出されます。
その当時、刑務所から収監命令が来ていましたが、脳梗塞を患ったばかりで状態が安定していないこともあり、私が意見書を書いて収監の延長を申し出ていました。
今から考えると、刑務所で殺されることが分かっておられたのかも知れません。
それで会話の続きですが、
誰に殺されたのですか?と尋ねると、
「国家権力ですよ。」
そのとき、ピ~ンときました。
警察はずっと命を狙っていて、いつか収監したときに殺そうと思っていたのでしょう。
薬物を使ったのでしょうね。
山口組5代目渡辺さんが襲名するまでに、この大親分はいわゆる裏の汚れ仕事をすべてこなしてきました。いろいろな武勇伝をよく聞かされたものです。そのときの話に出てきた人物は山口組や一和会(山口組から分裂して消滅)の幹部ばかりでした。
今日の生保ヤクザが言っていましたが、その大親分が殺した人数は20人は下らないと。
警察に追われて、逃亡生活を20年も送っていたいきさつもよく聞かされました。
そのような影の仕事をやってきたこともあり、5代目は頭が上がらなかったのです。6代目の実質的権力者である高山さんも煙たがって、代替わりのときにこの大親分と後藤組の後藤組長を破門にしたくらいです。
そういえば大親分は
「高山の命を狙ったこともあるが、新幹線にのっても各停車駅にボディガードがいて、警戒態勢が半端でなかった。」とおっしゃっていました。
そのときに、深い考えもなしに私が、
「高山さんって怖がりなんですね。」と話したところ、大親分は
「先生、怖がりじゃないとこの世界で生き残っていないよ。イケイケの人間はすぐに
鉄砲玉にされて死ぬ。生き残っているやつはみんなズル賢く警戒心の強い人間ばかりだよ。」
とお話しされていたのをふと思い出しました。
しかし、親分のことはまだまだ思い出すことがたくさんあります。
私は臨床心理士としてもどのようにしてこのような人物が出来上がったのか、非常に興味があり、数か月間は濃厚なお付き合いをさせて頂きました。
普通の世界では知りえなかったことが満載です。
私の記憶が風化する前に
追悼としてまたこの続きは明日に。
