すはじめに
私はずっと、「自分は人生のレールから外れてしまった人間なんじゃないか」
そんな不安を抱えて生きてきました。
普通に大学を出て、普通に就職して、普通に家庭を持っている人を見るたびに、
なぜ自分はそこにいないのだろう、と。
振り返れば、この不安はずっと私のそばにありました。
人生のレールから外れた気がする時は夜、一人で静かに過ごしているときや
SNSで誰かの暮らしを目にしたとき。
高い年収
学歴
子ども
持ち家
車
仲の良い実家との関係
自分に「ないもの」を目にするたびに、胸の奥がきゅっと苦しくなりました。
「私はダメな人間なんじゃないか」
「結局、不幸な人生を選んでしまったんじゃないか」
そんな言葉が、無意識の中で何度も繰り返されていました。
当時の私は、この不安を「自分の性格の問題」だと思っていました。
考えすぎ、ネガティブ、自信がない
でも今ははっきり分かります。これは性格ではありませんでした。
環境と経験がつくり出した不安でした。
子どもの頃、
安心していられた記憶はほとんどありません。
家の中はいつも緊張感があり、
母と祖母は私のことで言い争っていました。
実家に帰るのは、いつも怖かった。
何を言われるんだろう。
怒鳴られるんじゃないか。
いつ暴れるスイッチがはいるんだろう
だから私は、いつも「普通の人生」に強く憧れていました。
普通に学歴があって
普通に働いて
普通に家庭があって
普通に親と仲が良い
それができなかった自分は、
レールから外れた存在だと思っていました。
でも本当は、
安心を知らずに手探りで必死に生き延びてきただけだったのでは?
今になって分かることがあります。
あの不安は、
私がこれ以上、
自分や家族を
嫌いにならないためのものだった。
怒りや憎しみで
壊れてしまわないように、
不安という形で、
心がブレーキをかけてくれていた。
不安は、敵ではありませんでした。
ずっと、私を守っていた存在でした。
もし、あの不安がなかったら。
私はもっと楽に生きていたかもしれません。
でも同時に、
不安を抱えている人の気持ちは分からなかったと思います。
もっと鈍感で、もっと薄い人生だったかもしれません。
不安があったから、人の痛みに気づけるようになりました。
もし今、
「自分は人生のレールから外れている」
そう感じているなら。
それは失敗ではありません。
弱さでもありません。
安心を知らない環境で、
貴方自身が、貴方を守り生きてきた証だと思うのです。
メモリーオイルは
そんな強い貴方にも気付かせてくれますよー
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