昨日は朝から粘土学会の見学会として、分析機器メーカーに行ってまいりました!

内容は、
「主に粘土鉱物の結晶構造や化学組成の分析に関わる最新装置とテクニックをご紹介」
という事で…
なんのこっちゃ?!(笑)
どんな内容なのか行ってみないとワカランしなぁ…と、思っていましたが、これがなかなか面白かった!
少し長いけれど、備忘録も兼ねてレポしたいと思いますので、お付き合いくださいませー
↑いつも長いやんww
参加者は私と一緒に参加したみどりさん以外、皆さん粘土鉱物の研究者ばかり
改めて感じたんだけど、
「クレイセラピー 」と「鉱物の研究」って全く別物なのよねぇ
クレイセラピーは、いくら鉱物の事が分かっても、
身体で何が起こるのかに結びつかないと、働きの理由は説明できませぬ
粘土という鉱物の研究があって、
人体の研究があって、
その両方を繋げて伝えているのが、私がやっている事です
で、今回は完全に「鉱物」についての話でした
「鉱物」を分析すると言っても、目的は研究分野によっても、それぞれ異なります
ただ、どの研究においても、「中に何が入っているのか」わかる事で助かる事ってたくさんあります
たとえば、日本なんかは、鉱山が多い土地
鉱物が取れる土地は、重金属、つまり有害物質が多く含まれる事が多いと言われてます
でも、実際にどれくらい有害物質が含まれているのかは、その土地を分析してみないとわからない
そういう時に、分析の技術が役立ちます
他にも例として話してくださったのは、
アメリカで建てられて家で、ハウスシック症候群のような症状が出て、
調べてみたら、輸入した建材の中に、硫黄が多く含まれていた、とか・・・
日本の古来の文化財を調べてみたところ、どうやら使われている土が日本のものではないと成分分析からわかって、その土は韓国のものである事がわかったとか・・・
なので、分析技術というのは、文化財の研究や歴史研究などにも活用される技術です
その分析を、どういった技術を使って行っているのか?
どうやって中に入っている元素を算出するのか?
まず、使われる機械の種類を大きく3つに分けて説明していただきました
最初は据え置き型の大型の分析装置

大型の機械を使って、かなり細かいところまで、正確に元素の比率がわかります
それから、ハンディタイプの分析装置


持ち運びができるので、その場で分析可能というメリットがあります
文化財など「触れてはいけない」「動かせない」ものの分析にも活用されているそうです
そして、上の2つとは全く違って、「構造」を見るための分析装置


元素分析だと、何が入っているのか、わかる
ただし、それだけだと、「結晶構造」が違っていても、その違いは出せません
それを、物質として解析ができると、違う物体だという事が分かります・・・
んんん?(笑)
資料では、「ルチル」と「アナターゼ」、どちらも化学式だと「TiO2」だけど、構造が違うよね?
って話が例に出されてたけど・・・
身近でももっと分かりやすいのは、炭素かな?
炭素(C)だけで出来ているものとして、知られているのは、「ダイヤモンド」「黒鉛」「フラーレン」
↑フラーレンは、シトリフォリアの乳液にも配合されてるから、そこでも説明してる


この2つ、全く違うけど、元素、つまり入ってる材料だけで調べると、炭素(C)って事になります
でも、手の繋ぎ方、つまり結晶構造が違うから、全く違う性質を持ってます
なので、元素の割合だけじゃなくて、
構造の違いを知るって事も、性質を調べるうえでは重要です
そんな感じで、午前は、最新のテクノロジーで、粘土の中の鉱物を分析する方法などの説明を受けましたー
そして、お昼を挟んでの午後
実際にラボに入って、それぞれの装置を使っている様子や、構造を調べる様子など見せていただきました
まず、最初に「構造」を見る装置では、なんと!【クレイル】のホワイトカオリンで分析装置をテストしてもらった!

これは、パレットにホワイトカオリンを入れてるところ

これを、冷蔵庫みたいな機械を開けて、その中にセット
この機械は1度に8つまでパレットをセットできるもので、
現在一番奥にホワイトカオリンがセットされてます
そして、分析をスタート!
分析にかかる時間は、設定によって、どれくらい細かく分析するかで変わります
今回は7分での分析でした

こんな感じで分析結果が出てきます
で、これを元にこれまで入っているデータと照らし合わせたりしながら解析していくわけです
ま、なんのこっちゃ?なので、進みます(笑)
こちらは、鉱物の分析マッピング

鉱物って、場所によってばらつきがあるよね?
たとえば、石とかって、どの場所を切り取っても、同じではない
部分的に、赤いところがあったり、黒いところがあったり、光沢があったり・・・
それを、場所によって、何の元素が多く含まれているのか、マッピングして見れます

こちら↓は、午前の説明でのでは1番最初の据え置き型の装置で、
分析装置にかける前のパレットをどういう形で作るかのサンプル

粉のままでも調べられるけど、より正確に分析するには、
一度融かしてガラスみたいにすると(真ん中)、より偏りのない分析ができます
あと、私がめっちゃ面白かったのが、ハンディタイプのものです


これを手に持って調べられるんだけど、けっこう重いです
このタイプで、1.9キロって書いてたかな?
いくつかのサンプルとか、床とか、テストで見せてもらいました


本当にすぐに数字に出てくるから、面白いです!
・・・で、この後、工場見学・・・
という事で、こんな事になってました(笑)

工場では、装置をどうやって作っているのかを見せていただきました!
今回の見学で感じたのは、クレイの分析結果は手にする事はあっても、
実際にどんなテクノロジーがそこに使われているのか、よく分からなくて・・・
何が分からないのかもよく分からなくて、ボヤっとしてた部分がクリアーになった感じ
私、目が悪いからメガネとかコンタクトをしてるんだけどね、
ぼやぼやっとして見えない景色が、メガネかけたら、クリアーになるでしょ?
あんな感じで、頭の中がスッキリしましたー
クレイの働きだって、クレイに含まれているミネラルや構造がわからなかったら、説明出来ません
今だって、「クレイの働きは個々人で違う」ので、当然すべて科学で説明できるものではないけど、
それでも、やっぱり、こうやってテクノロジーが進化する事で、大きな恩恵を受けているのも確かです
科学が全てではないけれど、
科学の恩恵ははかりしれない
そういう意味でも、すごく勉強になった1日でした!
2018年8月1日 クレイ・トラスト・リンク協会を設立しました

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