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僕を捕まえた女の人は、「シマ、これからは、毎日此処で今まで通り可愛がられるんだよ」って、言った。

何も変わらないなら、何故捕まえたのかな?良く分からないや。人間って変なのぉ~アハハ

そういえば、僕より前に捕まって連れて行かれた兄弟の三毛とキジ坊は、人間の家族が出来たって言って、此処には戻って来なかったけど…。

人間と一緒に暮らしているって、聞いたけど、幸せなのかな?

また、此処に遊びに来るかな?


お母さんは、僕らに生きていくのに気をつけないといけない事をたくさん教えてくれた。

「人間は、私達の事を好きな人も居れば、大嫌いでいなければ良いと思っている人もいる。だから、きちんと観察して、怖い人には絶対に近づいてはいけないのよ」

「道を渡るときは、車や、バイクと言う、危険な大きな怪物には、特に気をつけるのよ。あれにぶつかると、私達は簡単に跳ね飛ばされて、死んでしまう。死んでしまっても、誰も見向いてくれないから」

「犬という生き物にも、近寄ってはいけない。子猫は簡単にかみ殺されてしまうからね」

「知らない人に付いていってはいけないし、知らない箱に入ってもいけない」


覚える事が沢山あって、参っちゃうよね~。


こんなに、みんな優しいのに、人間って怖い人もいるの?信じられな~い。

僕は、すばしっこいから、車にはぶつからないよ。

お母さんは、口煩いな~。


でも…

ある日、僕は大変な事をしてしまった。

やっぱり、お母さんの忠告をきちんと守るべきだったんだ。


つづく