集合場所に着いたら、すでにグループ分けがされていた。

養護学校のメンバーも集まっていて、みんな車椅子。ストレッチャーの子もいて奇声を発している。

それだけでかなり私は引いていた。
どうしよう。
どうしたらいい?
友だちとも違うグループになってしまったし、こうなったらひたすら時間が過ぎるのを待つしかない。

自己紹介のあとハイキング開始。

車椅子は実行委員会の子が押してくれていたので、少し離れて後からついて歩いた。

同じグループの中に、実行委員会のメンバーではタコさんという人のいい同級生がいて、幼馴染づてに顔と名前は知っていた。

ふと気づくと、タコさんと養護学校のTくんが楽しそうに話している。

話している。


あれ?

車椅子だけど、普通に喋れるの?

私は、彼らが車椅子に乗ってるだけでなく、満足に話せないに違いないと思い込んでいたのだった。

何?
普通に喋れるの?
そして結構楽しそうやん。
私も混ぜて欲しい。話してみたい。

その日、私とタコさんとTくんはとても仲良くなった(と、私は思ってる)
そして話し始めてから、Tくんの車椅子はずっと私が押した。

筋ジストロフィーという病気。
確かに重度の人もいるけど、それ以外は、車椅子に乗ってるだけで、私と何も変わったところはない。
そのことに気づかせてくれた交流会だった。

タコさんとTくんは、私の恩人だと思っている。


次からあっきー登場です。