これからお届けするのは
1年前に浮かんできた自作の童話です
我ながらよく書けたと思うので
どうぞご覧ください
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「キリンとうさぎのおはなし」
ある日、うさぎがキリンにこう話しかけました。
「ねえねえ、キリンさん。
キリンさんの目からは何が見えてるの?
ぼくは足は速いけど、木に登ることはできないから、この森のむこうに何があるのか見えないんだ。ぼくにお話してくれない?」
「いいよ~」
そうキリンは言って、ながい首を下に向け、「実はね~」とはなし始めました。
う「え~、そんなものがあるの?ぼく知らなかったよ。ありがとう」
キ「どういたしまして。ところで、美味しい草が生えてるところ、しってるかい?ぼく、このあたりの草にあきちゃって。もっとほかにないかな~って思ってたところなんだ。」
う「ぼく、しってるよ。このあいだリスさんに聞いたんだ。あっちに「ふわふわの木」って木が生えていて、葉っぱも木の実も、木から取れるシロップも全部美味しいんだってさ~。」
キ「本当かい?なんか聞いてるだけでおなかが空いてきちゃった。
うさぎくん、いまから連れてってくれない?」
「いいよ~」
そう、うさぎは言ってぴょんぴょん走り、キリンもうさぎといっしょにポコポコ走りました。
「あっ!あれだ!見つけた!」とうさぎは言いました。
キ「うわ~。ほんとだ。ふわふわして、おいしそうな葉っぱがたくさん生えてるね。うさぎくん、ありがとう。」とキリンはうさぎにそういいました。
う「僕もおなかが空いたなあ~。あっ、あそこに美味しそうなタンポポが生えてる。じゃあぼくもおひるにしよう」
そう言って、うさぎはもぐもぐタンポポを。
キリンももぐもぐと「ふわふわの木」の葉っぱを食べました。
キ「うさぎくん、美味しいね」
う「よかった~。ぼくもこのタンポポが食べれてしあわせだよ」
ふたりは顔をみあわせ、「にっこり」
ふたりのきもちは「ほっこり」しましたとさ~。
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このおはなしは、「背が高くても小さくても、
ふわふわの木の場所を教えるように、それぞれ見える景色をシェアできたら、たくさんのひとの知識が広がって、みんなで「ほっこりできるんじゃないか」という思いつきから書いてみました。
この2匹のすごいところは、「教えて~」と素直に聞いてみたこと。「じぶんで調べろよって言われるかもしれないな。怒られたくないなあ。でも分からないし~。」と迷っていたら、ふたりは「ほっこりする」こともできなかったかもしれません。
相手に聞くって、実は勇気のいること。「えっ?かんたんじゃん」ってひとも中にはいるかもしれませんが、「だれに聞いたら?」が分からなくて悩んでしまうひともいる。だったら、家族やともだち、こうやってつながっているSNSのうえでだって、聞いてみればいいんですよね。
じぶんのペースでいいから、「あれって?」と思ったら、「教えて~」と聞いてみよう。じぶんだけでは見つからなかった答えを知ることができるかもしれない。まずはその「一歩」から始めてみよう。