愛されなおちゃんです![]()
いつも読んでいただき、ありがとうございます![]()
さて、あなたは「こころ」で会話したことはありますか?
「こころはことばを発しないんだから、できるわけないじゃん
」と思いました
?
これね~、できちゃうんですよ~。
たとえ、その国の言語が分からなくてもね![]()
きょうはそのことをお話したいと思います![]()
こちらにも書いたとおり、わたしは大学4年生の夏にスペインに3週間、語学研修に
行きました![]()
わたしは英米語学科専攻で、第二言語がスペイン語
だったのですが、
当時、第二言語履修者の語学発展のために、試験に合格した学生に大学が奨学金を出す制度があったのです![]()
なんだけど、わたしの筆記試験はサイアクでした![]()
スペイン語は英語と似てるところがあるので、覚えやすくてわたしには合ってました。
イギリス留学してたときも、現地のスペイン語教室(ほとんどタダ)に
現地のイギリス人に混ざって通ってました![]()
だけど、当時は英語を学ぶのが本業
スペイン語は二の次。
英語を覚えようとすればするほど、スペイン語は脳みそからこぼれ落ちていきます![]()
イギリス留学中から、語学研修のことは念頭には置いていたものの、
いざ受けてみたら、
「やっべー。ぜんぜん分からない
」
とにかく適当に埋めて、面接に臨みました。
わたしの順番は最終組。
「自己紹介させられるみたいだよ」とうわさを聞いた私は、
とにかく、辞書を引き引き、自己紹介の文章を丸暗記![]()
あとはひたすら順番を待ちます![]()
ついにじぶんの番が来て、面接する部屋に入ると、そこには10人の教授たちが
待っていました![]()
「じゃあまず、スペイン語で自己紹介してください」
よっしゃ~、きた~![]()
用意しておいたことばたちをバーッと呪文のようにしゃべります![]()
ふぅ~。なんとか終わったぞ~
あとは日本語の質疑応答だ。
これはイギリス留学の時もやったし、慣れてる
大丈夫![]()
しかし、一息ついたわたしに、一人の教授が、いきなり怒り出したのです![]()
「はっきり言ってね、きみの筆記試験の点数は、最低だったんだ![]()
きみ、本当に勉強する気あるの
?」
はうっ
こっ、怖いよ~![]()
そして、やっぱりわたしのテストの点は最低だったんですね![]()
もう、じぶんの父親?いやそれ以上じゃない?って人から、いきなり怒られたので、
こちらはもう、しゅん
とするしかありません。
とりあえず、じぶんがどうしてスペイン語に興味を持ったかとか、話はしたけど、
結果で見られるなら、説得できるすべなどないし![]()
もう、終わった![]()
そう諦めかけた瞬間、スペイン語学科の先生が助け船を出してくれたのです![]()
「おそらく本人も、じぶんのテストの出来については、面接に来るまえから予想は
ついてたと思うんですよ
だけど、こうやってわたしたちの前に来て、一生懸命
スペインに行きたい
って話してくれたじゃないですか。
わたしは、彼女の度胸を買いたいです」って言ってくれたんです![]()
あのことばは今でも覚えています![]()
だって、この先生のひとことがなかったら、わたしはスペインに行くことはできなかった。
テストの点だけで見られていたら、100%ムリだったでしょう![]()
そしてめでたく試験に合格したわたしは、スペインへ![]()
だけども、試験に受かって安心したわたしは、直前までバイトざんまい![]()
「行きの飛行機で覚えればいいや
」と復習もせず、そのまま現地へ。
空港までは、語学学校のスタッフが迎えに来てくれたんですが、
肝心のことばが口から出てきません![]()
スペイン語で「こんにちは」は、「Hola!(オラ)」なのですが、
それすらも出てこなかったような気がします![]()
ホームステイ先に行っても、それはおなじです![]()
ホストファミリーとは、ジェスチャーで会話して、
「お腹すいた」とか、「寝たい」とかやって、一日目はなんとか終了![]()
もうね、すべてが振り出しに戻って、「赤ちゃん」からやり直したようでした![]()
そんなわたしの会話相手は、同じところにステイしている、スイス人の女の子。
(名前忘れちゃった
)
毎朝いっしょに学校に行くので、「きのうは何をしたの?」「何が好き?」と会話を
してました。
しかし、わたしは初級クラス。彼女は上級クラス。
わたしが話すたびに、「それは現在形でしょ?昨日のことなら過去形使わないと
」と
言われて、ちょくちょく訂正が入ります![]()
なので、彼女からすれば、「なんとなーく言ってることは分かるけど、意味分からないわ
」
って感じだったと思います![]()
んでね、ある日、学校で彼女と会ったの。
たしか、壁に貼りだしてある、週末のショートトリップについてのチラシをわたしが
見てたときだったと思う![]()
「なおこ、はーい
何してるの?」と彼女が聞いてきたので、
スペイン語で説明しようとしたわたし。
だけど、もうね、じぶんが話しても、それに対して彼女が何かを質問しても、
意思疎通が出来てないのは明らか![]()
おたがいがおたがいに、「通じね~
」と思った瞬間だったと思う![]()
気づいたら、どちらからともなく、おたがい、爆笑してた![]()
「通じないね~
」 「ホントだね~
」
だけど、この瞬間から、わたしのスペイン語はめきめき上達していき、
3週間の研修を終えたときには、日常会話が話せるようになっていた![]()
めっちゃ不思議でしょ
でも、ホントそうなんです。
今思い返せば、わたしはあの瞬間から、
「うまく話そう」とするのをやめて、「こころで会話する」ことを始めたんだと思います![]()
ことばや文法が違っていても、こころで「やあ元気?」と伝えると、
あとは向こうが意味を察してくれるようになり、それから会話がスムーズにいくように
なりました![]()
イギリス留学してたときも、文法をちゃんと守っているのは日本人くらいなもので、
みんな、現在形も過去形もめちゃくちゃに話しかけてきます![]()
だけど不思議とみんな通じちゃうの。
それは、「わたしはこう思うんだ」を相手に伝えようとする、熱意
があるから。
日本語だってそうでしょ。
いくら丁寧に話しても、そこに「こころ」が入っていなければ通じないんだよね。
すぐにバレちゃう。
わたしはありがたいことに、さまざまな国を旅することで、
その国の国民性と、「こころで会話する」良さを学んだような気がします![]()
たくさん泣いたし、たくさん怒られたけど、たくさんの笑顔がそこにはありました。
今年の夏は、京都でアメリカ人と中国人2名と一日観光をする機会がありました![]()
最初はふつうに英語で話してたんだけど、発音とか通じないところとかもあって、
面倒くさくなったわたしは、
「You eat ね、OK?」と、バッキバキのジャパングリッシュを話し始めました![]()
だけどね、これが、通じるんですよ![]()
仕事で英語を使ったこともあったから、話そうと思えば話せるんだけど、それを
「やめた」、そしたらそのほうが通じた![]()
なんか、「なおこの話すジャパニーズは発音がカワイイね
」とか言われたりして![]()
改めて、「ちゃんと話す」「正しく話す」をやめて、「こころで話す」を再認識した瞬間でした![]()
国際化が進み、昔に比べて、外国人が近所を歩いていても違和感を感じなくなった日本。
もし、「英語話したくても、どうしたらいいか分からない
」ってひとは、
「うまく話そう」「正しく話そう」とするのはやめて、「こころ」を使って話してみませんか?
通常は道を聞かれるとかそういう状況だと思うんですが、落ち着いて相手の行先を聞けば、
日本語でも、簡単な英語でも会話ができます。
相手の地図を見て、ボールペンで書いてあげればいいし、
それでもムリだったら、駅か交番を指せばいいし、
「こりゃあわたしには無理そう
」と思ったら、「ソーリー」と言って断ればいい。
じつは、日本人から道を聞かれるのと、さほど変わりません。
それが「怖い」のは、「英語をうまく話そう」としているから。
だけど、相手からすれば、分からないから「教えて」ってヘルプを求めてるだけなんです。
こっちが「彫りが深い顔立ちでにらまれている気がする
」と思ったとして、
向こうも、「平たい顔で表情がつかめない。怒ってるのかしら?」と思ってるかもしれない![]()
どこに行っても、どこの国にいても、条件は同じ。おたがいさま。
もし少しでも、「会話してみたい」と思うなら、なんでもいいから話しかけてみよう。
そこから世界は変わる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました![]()
以上、愛されなおちゃんでした![]()