入院翌日、父の容体は落ち着いて見えた。

 

心配していた嘔吐はなく、

薬や点滴のお陰なのか、

皮膚の乾燥・かさつきが見違えるように

良くなった。

恐らく脱水症状を脱したのだと思う。

処方された薬の力を感じながら、

その反動がないことを願った。

 

再入院後、初めての抗がん剤・服薬初日。

朝・昼だけで20錠もの薬を飲んだと言った。

服薬ゼリーを6本も使い、

飲み込むための辛さや苦さを紛らわせたと言った。

 

 

 

 

 

 

意識ははっきりしていたが、

話す内容が二転三転するようにもなったのも

この頃は特にひどくなっていた。