退院日が近づくにつれて、
請求書や、当日の付き添い。
看護師さんと細かい内容を話すことが多くなる。
もちろん、退院してからも服薬だけでなく、
経過観察が必要なので外来受診が定期的にあった。
主治医の出勤日。母の仕事関係。
私の付き添いができる日。
↑ここは不要と思われる方も少なくないと思われるが、
両親とも、話を理解していなくても、
「はい。わかりました。」
と、ロボットのように受け答えしてしまう。
後から私が聞いても、
「知らない」とか「よく分からかった」等と平気で答える。
身体の状態が分からなければ、
対処の仕方も分からないし、何か症状が出ても、
副作用なのか、術後に現れる変化なのか・・・
行政の夜間相談窓口では、診断はできない。
対応できる病院を紹介することが目的。
状況によっては、救急車の手配もしてくれる場合もあるが、
基本的には、出来る限り自力で行くように促される。
当たり前だが、想像以上に救急車は走り回っている。
我が家できちんと運転できるのは父だけ。
私は医師からストップが出ているし、
姉はペーパードライバー。
頼みの綱のタクシーも、時間帯によっては来てもらえない。
外来時間を過ぎると、
主治医はもちろん、別の場所や担当になる。
そして主治医は、母だけを診ているのではなく、
たくさんの患者を受け持っている。
自分の身体の状態は、
自分で把握しなければならない。
私も私で、毎日十数錠の薬を服用しているし、
人の薬を管理するには難しいし、
精神的な負担体も大きい。
家の仕事って驚くほど多い!
在宅ワークをしていると、
自分の好きな時間に、好きなだけやって、
後は寝ていられるし、テレビもネットもし放題~♪
とか、
家事は、いつでも休憩取れるんだから、
会社員の方が大変に決まってるじゃん。
と元夫にはよく言われていた言葉。
- (家の中や外の)掃除
- 洗濯(洗いから干してたたむまで)
- 食事の支度(時と場合によってはメニューと味付けに文句がきます)
- ご先祖様へのあれこれ
- 地域や曜日によって違うゴミ出し
- (勧誘を含む)電話対応
- 宅配便の受け渡し
- 町内会関係
- (勧誘を含む)来訪者への対応
- 集金者へのお金の準備
ざっと書いてみたけれど、まだまだある。
手抜きをしてましたが、それでも分単位で動く慌ただしさ。
これを、多くは母がこなしていた。
それを、病気を言い訳に甘えていた自分・・・
見て口をだすのは、本当に簡単。
でも、やってみると、全く違う。
やっている人は、
慣れているから、簡単にこなして見える。
その慣れるまでが、時間もかかるし、
主婦歴も1人暮らし生活も、私と母は桁違いの私。
人生の大先輩の母。
だから、この時私が感じたこと。
それは母の病気になる前から、
幼馴染ともよく話していた。
この究極の選択をしたことを、
後の私はそれで良かったのか迷うことになる。
