家族で、色々話し合った。

 

 

検査結果が出なければ、何もわからない。

ただ、その後の展開については、

やはり先に考えておく必要がある。

 

まず、病巣が今分かってる部分

(胸部のしこり)のみと考える。

 

女性だから、やはり”胸”は繊細な問題・・・

 

7~8年前に、母の実姉が、

乳がん、ステージⅣと診断され、

その内容を実際に見て、本人からも聞いていたのもあった。

 

私は母を通じて聞いただけでなく、

従妹からも、色々聞いていた。

 

大家族で宿泊となると、旅館に宿泊しなくても、

基本的には”銭湯”と決まっていた。

なので、術後の痛々しさや、

人目のことなど、伯母の気持ちはなんとも言えないものだった。

 

豊満な胸の伯母は、手術後、身体の左右差がひどく、

歩行感覚や、シルエットがでる洋服、周囲の視線など、

身体的にも精神的にも、辛いことは少なくなかったようだった。

 

 

「遺伝かなぁ・・・」

 

と、言う母に、がん細胞や身体の仕組みを簡単に話した私。

 

「人間の細胞は、驚くほど多くのがん細胞を毎日作ってるんだって」

 

「修復されるか、それが傷ついたままで病巣をつくるか・・」

 

「原因は、色々あるみたいだから、遺伝は考えないで・・・」

 

 

そして、医師からの言葉を思い出していた。

 

切除するなら、全摘出が望ましい

 

 

母も、私も、伯母のこともあったけれども、

病巣の位置や、術後のリスクなども考えて、

部分摘出は考えてなかった。

 

父や姉は、ほとんど意見しなかった・・・

 

聞いていて、頷いていた感じ。

 

まぁ、あの二人は、よく似ているから。

 

家族間の気持ちは決まった。