前回にひき続き祖父の話。
私が就職した頃はもう起き上がってご飯を食べることができませんでした。
布団の上で横を向いて食べさせてもらってました。
体位交換もしていたと記憶しています。
専用のクッションはないので座布団などを駆使してやってました。
それでも褥瘡はできてしまって手当もしてました。

お風呂は入れないので毎日熱いタオルで身体を拭き、1ヶ月に1回位かな?入浴の専門業者が来て簡易の浴槽を部屋に運び込み、お湯を張ってお風呂に入れてくれました。
介護保険とかがない時代なので料金がどの位かかったのか、市とかの補助とかがあったのかはわかりません。

祖父は身体は不自由だったけど頭はしっかりしていました。
元気な時は向かいの喫茶店にモーニング珈琲を飲みに行き、タバコはエコー、私が小さい頃はキセルで吸ってました。
寝たきりになってからは祖母が煙草はダメと言い、吸わせてなかったのですが、祖母がいないときに私や弟に「あそこ背広のポケットに煙草があるはずだから取ってくれ」とお願いされました。目の前に持ってきて入ってないよーと見せると諦めてましたけど。

祖父が亡くなった後だったかな?
父が祖母のいないときに内緒で2回位少しだけ吸わせたと言っていました。

私の結婚が決まったと報告したとき、祖父は良かったなぁと泣いていました。
小さい時は祖父と祖母の間で私達姉弟は寝ていました。両親とも働いていたので祖父母に育ててもらったようなものです。

私の結婚式の1ヶ月ほど前に変化が起こります。