僕です
磯部です!
あの人は姿を消した。
別れの言葉もなかったように思う。
もう会えない。
あの人は
いつもワクワクしていた。
あの人は
いつも笑ってた。
あの人は
いつも素直だった。
あの人は
いつも走ってた。
あの人は
いつも泥まみれだった。
あの人は
いつも怒られてた。
あの人は
いつも…
もう、
会えない。
気がつけば
僕は大人になっていた。
あの人との別れが先だったのか
大人になって別れたのか
今は思い出せないでいる。
大人になり、
社会のルールに飲み込まれ
正しさを求められ、
楽しさは後回し、
嫌なことに
嫌だと言えずに
やりたい事も
やりたいと言えず、
誰かの話をあてに
お酒を飲むようになり
誰かのせいにして
毎日を生きていた。
結果がでないから
プロセスを賞賛するようになり、
頑張ってると言う自分が
好きになってしまってた。
気がつけば、
笑わなくなってた…
気がつけば
くだらない毎日を
代わり映えのない日々を暮らしてた…
そんな時、
テレビの向こうで汗水流して
走る人がいた。
自分のやりたい事を
全力で取り組んでる人がいた。
その人が
金メダルを取った…
僕は涙した。
その人の努力、
結果にではなく、
自分の今に…
一体僕は
何をやってんだろう。
耳元で囁かれた気がした。
おい、宗潤。
お前、もっと笑ってなかったか?
お前、もっとおしゃべりだっんじゃかったか?
お前、そんなじっとしてる男だったか?
お前、決められた道を決められた通りに歩くような人間だったか?
そんなに人の目を気にする男だったか?
お前、
誰かを応援する前にすることあるんじゃないか?
お前、
今、
楽しいか?
ハッとした。
そうだ、やりたい事があったんだ。
僕、あれがしたかったんだ!
その時、
懐かしいあの人が現れた。
あの時、
別れの言葉もなく、
さよならした人。
「今までどこに行ってたんですか?
ずっと会いたかったんですよ!」
「僕はずっと居ましたよ。」
「え?ずっと居ましたよって、
どこに?ずっとずっと探してたんですよ。」
「ええ、だからずっと居ましたよ。」
「だからどこに?」
「あなたのそばに。」
「え?、僕の?、そばに?」
「ええ、だって私は、あなたですから。」
僕には夢がある。
叶う事を信じて
毎日を生きてます。
叶った後の話ではなく、
今から叶う
夢の話。
こうゆう子供心って
大切ですよね。
あなたはあなたで
素晴らしい。

