舌を頼りに 30年間食べもの絵日記を描き続けている 雑食性サラリーマンです。
食記・九州編より23・夢の亦ゆめ
この店はいわゆるお任せのコースのみの店だったが、ある日の内容は下記のようなものである。
・ホタテ貝のポン酢和え
・生ボタンエビ
・煮物(南瓜・蒟蒻)
・玉子焼き
・ふぐ刺し
・煮バイ貝
・天然鰻白焼き
・焼松茸
・生うに
・ゆで車海老・スパサラ・ポテサラ
・鰯梅煮
・松茸土瓶蒸し
・松茸雑炊
・白菜漬物
いつも数人で出かけたのだが、料理はすべて大皿に豪快に盛り付けてある、そしてどれもこれもすこぶる旨い。酒を頼むと一升瓶がどんとテーブルの上に置かれるのだが、お勘定の時には、おかみが目分量でどれだけ飲んだか判定するという大雑把さだ。そして、これだけ腹いっぱい食べて、へろへろになるまで飲んで、たしか一人4千円くらいだったと思う。店は博多駅から少し離れたところにあったが、ここはどうやらもう営業していないらしい。まさしく気分は、「博多のことも夢の亦ゆめ」である。
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