エアバスA350がローンチカスタマーのカタール航空にはじめて引き渡された。



それにしてもあのたぬきみたいなマスク(とエアバスでは呼んでいる)は何とかならんものかと思う。私の飛行機の好き嫌いはもっぱら顔の第一印象で決まってしまう。全体的なフォルムももちろん重要だけれども、顔が好きだと案外気に入ってしまう。


顔というのは要するに機首の部分のことなのだけれども、とくに表情を決定するのがコクピットウインドの形状である。私は子供のころからボーイングの顔が好きだったので、どうしてもボーイング贔屓になってしまうのだが、実際A350というのは顔の印象ではB787より好きにはなれない気がする。



もともとA350という飛行機は、ボーイングがB787の受注が好調なのを横目で見たエアバスが、330では対坑出来ないのだけれども、380の開発でいっぱいいっぱいだったので、ちゃちゃっと330に手を加えて350と称して売ろうとしたら全然売れなくて、あわてて新しく設計し直して、そしたら787がもたもたしているうちに結構受注が集まってしまいました、というようなイメージの飛行機なのだ、私としては。



先日初来日したときのデモフライトに乗った評論家の感想ももっぱら

「静かだった」一辺倒で787の時のような新鮮味は感ぜられない。


そうは言っても新しい飛行機には乗ってみたいのがマニアというものである。日本航空が導入するのは2019年なので、そんなの待っていられない。(考えたら日本航空のA350が就航するころには、すでに日本にもガンガン外国社の350が就航していて、全然新鮮味が感ぜられないということになってしまいそうだ)


A350の初就航は年明けすぐ、カタール航空のドーハ-フランクフルト路線への、1月15日からの投入が予定されている。実はこの路線、カタール航空の羽田-ドーハ線からスムーズに接続することが出来る。


羽田-ドーハ間の運航機材はB787。羽田からカタール乗継でフランクフルトへ行けばB787とA350の乗り比べが出来るのである。冬場のカタール航空なら料金はかなりお値打ちだ。B787は初就航が日本国内だったし、日本の飛行機マニアはここのところ結構ラッキーである。