新しい一歩へ(163) | マック恋愛
*****************
店を出ると、外は雪が降っていた。
沙希は白い息を出して俺に手を差し伸べる。
『頑張ってね、次期社長!』
ウインクをした沙希に、
照れくさく笑って、握手に応じる。
お互い自分の車に乗ると、
沙希は俺の車に向けて、ランプを2回点灯させた。
それに返すように、やはり2回、ランプを点灯する。
沙希はそのまま、車を発進させて闇の中へと消えていった。
『・・・本当にありがとう、沙希。』
沙希の車が見えなくなる直前、
俺は小さくそう呟いて、新しい一歩へとアクセルを踏み出した。 おしまい
*****************
森のレストラン<第一話>は
コチラマック恋愛<第一話>は
コチラ
