夜明けにハラハラと降った粉雪で
朝起きると地面が少しだけ白く染まっていました。
日の光ですぐに溶けてしましまいましたが
本格的な初雪が来るのももう遠くないかもしれません。
今、家の前には馬のお客さま、
六姫(ロクヒメ)が来ています。
頑丈な金網を張ったこの柵はもう30年以上も前、
(気づけばすごい時間がたってる!)
オオカミ犬、ローラとエリーのために作ったものです。
子分けをしたら(仔馬を群れにいれて独り立ち
させるとき、お母さんと一時的に距離を置きます)
どこに六姫を置こう、と迷っている
つんちゃん(夫です)に、
「ローラたちの柵に入れるのはどうかな?」
と言ってみたところ、即、採用、となった
アイディアなのでした。
家のすぐそばに馬がいてくれるのは
なんだか嬉しいものです。
ムツ牧場の馬小屋も近いといえば近いのですが
居間の窓から見えるところなので
スペシャルな気持ちになります。
ローラたちがいたころはこの黄色線の下に
半分埋められた土管でつながっていて
自由に柵から家のベランダへと行き来していました。
さて。
その六姫の名付け親は、母でしたが
1年前の今日、お空へと見送りました。
まだ1年もたっていなかったのか、
いや、もう1年なのか・・
心落ち着かずのまま、時がすぎていったように
思います。
最後の半年は、かなり身体も弱っておりましたが
心を漉していき、純度が高い優しさだけが
そこに残っているような、
いつも淡い光に包まれているようだった
母の姿を忘れません。
そして、父、ムツさんとは
どこにいてもいっしょにいるようでした。
父が先にいなくなってしまった、ということは
絶対に認めておらず
きっと母の中では、アフリカでライオンに会っていたり
スリランカで象にと遊んでいたりしており、
そしてまた戻ってくる、と信じていたようでした。
中学校時代から、思い合い
いっしょに歩んできた二人は
二人でいるのが、生きている、という
ことだったのかもしれません。
動物王国時代は沢山の人と動物たちのママであり
ムツさんという魅力的、しかし、どこまでも
我が道を突っ走る夫を抱え、
それを、大変なのよ、という顔は一切見せず
長年支えてきた母は
偉大すぎて一生追い付けない存在です。
それでいて、ムツさんに恋をする
中学生の少女のまま、みたいなハートも
持ち続けており
まさに、名前の純子、純粋の純!
と思ったりもします。
空気が冷たくなり
星の輝きが増す頃は
これからも
別れの日を思い、心にこみあげるものが
あるでしょう。
でも、それ以上に、
母の温かさ、笑顔、その優しさが胸に溢れ
お空に向かって
ありがとう、またいつか会おうね!
もうちょっとこっちでがんばるからね!
と話しかけている私です。
星座の向こうに、ムツさんの隣で
笑っている母の姿が見えます。
自宅玄関で犬たちに囲まれて
明日美




