さて。
話を続けましょう。

#128の続きとなります。


我が家に野良犬上がりのタロウという
犬がいました。
やってきた時はまだ壮年期だったと思われます。

その頃は、仲間の小さな子どもたちがたくさんいまして、
当初は、子どもたちがタロウのまわりで
大きな声をだしてキャッキャツとさわいだり
ちょっとしつこくなでようとしようものなら
低く「ウウッ」と怒り、その場を逃げだして
しまうような犬でした。

それが、年月を重ね、7歳~8歳を過ぎた頃、
突然、子どもたちに対して
優しい優しい犬になったのです。
そればかりか、ヨチヨチ歩きの子が
外を歩いていると、傍について歩き、
じっと見守り、他の若い犬が飛びついてこようと
しようものなら、スッと自分の身体を
子どもとその犬の間に入れて
小さな子を守ってくれるように
なったのです。

そのように、犬の年齢による変化、ということも
考えなくてはなりません。

人間の子供の年齢、幼さ、によっても
犬との関係が変化いたします。

子どもが小さいうちは、可愛がるんですよ。
犬はそばにいってじいっとしています。

ところが、ある日いきなりですよ。
飛びかかるんです。
で、子どもがワンワン泣き出すんですよ。

これはちょうど、仲間として認めだした時期なですね。
ですから、いっしょに犬の遊びをしようと
するわけですね。
それが激しすぎて、子どもは耐えきれなくなって
泣くんですね。

そんな姿を見て、

「おう、大きくなったね。
犬とそうやって遊べるようになったね。」

といって笑ったものであります。

この続きはまた明日。

To be continued 

BY ムツさん 畑 正憲