こんにちは、閉め子です。
今夜は十五夜だそうですが、ここ大阪でも、ついさっききれいな月に出会うことができました。
風流でいいモンです。
今日明日と、こちらはだんじり祭りにふとん太鼓祭りと大騒ぎで、尚更風流。
ただ、仕事の移動にはちと困るんですね。
やたらと通行止めがあるから。
まア、年に一度のことですから、存分に盛り上がってください。
さて、今日は所長と一緒に、新たなお仕事の研修に行ってきました。
Vさん、八十五歳のおばあちゃん。
うちのデイサービスを利用したいとのことで、送り出しとお迎えを、ワタシ達ヘルパーが請け負うことになったのです。
送り出す際の着替えもして欲しいとのことだったので、それらを踏まえ、どんな手順にするかを所長と実際やってみて決定しようということだったんですが、
ワタシ達がVさんちに着いたときは、すでに着替えを済ませていた。
というか、Vさんが着替えるところを傍観していた。
Vさんは下半身に麻痺があり、自ら着替えをすることはできない。
じゃあ、どうして着替えをしていたかというと、ご近所のお友達と称するおばあちゃん連中がわらわらと集まってきて、段取りよく着替えをさせて、車椅子にまで移乗させていたから。
はっきりいって、ワタシ達の出る幕はなかった。
昨日のブログで、世の中、弱者に対して冷たいんじゃないかと言うことを書き散らしましたが、なかなかどうして、まだまだ捨てたモンじゃありません。
結局ワタシと所長は何をしたかというと、送迎車までの通路の階段に、スロープを設置しただけ。
「所長、このサービスで一時間はないんじゃないでしょうか」
思わずの苦言を呈してしまったら、所長曰く、
「ほんまやなあ、出る幕ないモンなあ」
と、やはり同じ見解だった。
集まってきたおばあちゃん連中は実に手際がよく、ワタシ達の存在はかえって目障りだったのかもしれない。
事実、夕刻、先方の方から、
「ご近所の方がお手伝いしてくるそうなので、デイサービスだけでお願いします」
と連絡が入った。
ワタシは世に言う「神」というものは信じないが、昨日のブログの次の今日がこれじゃ、所謂全知全能の何者かは存在するのかもしれない。と思う。
「そう悲観しなさんな、いい事も悪いことも含めて人間。こうやって助け合って生きている人もいるんだ」
と思い知らされた気がした一日でした。