栗本薫氏が亡くなって。

130巻最後の 未完 の文字がとても切なくて悲しくて。

私の青春が終わったんだなって思いました。


今回新たな作者を迎え、ついに正伝がスタート。

……禁じ手でしょうこの内容は。

私はナリスはナリスとして死んでいったのを受け入れたので、

今回の復活は腑に落ちないというかなんというか…。

薫君自体が「自分の死後は誰かが語り継いでくれれば」と言っていたとはいえ、

あまりにも…あまりにも薫君「らしくない」グイン・サーガに心がざわついています。


それでも…。

それでも私は読み続けるでしょう。

薫君がライフワークとして書き続けていた作品を。

薫君が愛していたアルド・ナリスというひとりの男が今後どのように影響を与えていくのか。

新しい『グイン・サーガ』として受け入れるでしょう。

願わくば…薫君が着地点としていた『豹頭王の花嫁』にたどり着きますように…。


ナリスファンとしては、復活はうれしいけれど…とても複雑です。

彼は外伝の中で彼として生きていてほしかった。


薫君亡き今、サーガは語り手がかわっただけ。

それを受け入れるにはもう少し時間がかかりそうです。