適当に見つけて入った横丁の居酒屋。
その名も「安旬楽」。
あぐら、と読む。
とりあえず良いも悪いもわからないけど、
店のメニュー見て、「まあ地酒あるしいいか。」くらいに思ってた。
メニューの「ワンカップ地酒」というのが、
なんか安っぽそうで嫌だったのだけれども。
これが後にムーブメントを起こす。
さてさて、店内に入ってみると、
そこはまるで、普通の居酒屋というよりも、
むしろ現場のおっちゃんとかが行きそうなつくりの居酒屋。
なんせ駅前の横丁だもんな。
で、適当に頼んでみた。
メニューは確か
「肴三種盛り」「タコのから揚げ」「マダイとメダイの造り」「マグロユッケ」「アボカドと鮮魚の和え物」「安旬楽飯」
だったかな。
あととりあえずビール。
さて、まずはお通しとタコのから揚げ。
お通し、なんかの煮物みたいなやつだったけど、
それが家庭的な味で美味かった。
ここらへんから、いい予感がし始める。
タコのから揚げ、なんか小さな壷に入って出てきた。
蛸壺ということか。オシャレだ。
さて、こっからが本番。
ビールを空けたので、次は日本酒ということで頼んだ。
ワンカップ地酒。なんか怪しいけどチャレンジということで。
ワンカップ地酒ながら、升に入れて飲めるというのが嬉しい。
で、飲んでみた。
うまーい
純米吟醸というのもなんだかホンマかいな、と思っていたが、
ワンカップなんのその、
しっかりとした本物の日本酒の美味さを存分に味わえる。
これで600円は嬉しい。
さあ、一気にヒートアップ。
マダイとメダイの造りもおいしくいただき、
ここで強力なキャラが登場。
「マグロユッケ」。
焼肉屋のユッケをまぐろでやってみました、みたいな感じだけど、
とってもおいしくて、量も多くて満足満足。
もう1キャラ、「肴の三種盛り」。
イカの日本酒漬け、カニ味噌、たこわさの三種。
カニ味噌は日本酒にめちゃくちゃ合うし、イカも美味いし。
幸せになった。
だが、ここでさらに強力なボス登場。
アボカドと鮮魚の和え物
これがもう、白旗あげるしかなかった。
鮭・マグロ・タイ・カンパチ?など鮮魚の乱切りを、
ゆず胡椒と醤油で味付けし、七味と薬味ネギを散らし、卵の黄身を落としてある。
写真じゃわかりにくいが、男の拳ほどの量あります。
・・・これがもう、これがもう、
めっちゃくちゃに美味かった![]()
友人と2人で、食べた瞬間に笑ってしまった。
「なんじゃこりゃあ?!うますぎる!」
そう思った。
思ったが、口には出さなかった。
本当に美味いと思ったとき、人間は無口になるんだな、と。
日本酒との相性も最強。
もう、コレをツマミにして飲む酒、最高。
2人で同時にため息をつきながら、舌鼓を打っていた。
だが、新潟という土地は追撃の手を緩めなかった。
安旬楽めし
要するに、海鮮丼なのだが、
ポイントは、明太子とひきわり納豆を合わせ、卵の黄身が落としてあること。
これがもう、これがもう・・・
たまらない。
本当にたまらない。
なんというか、刺身自体の新鮮さも確かにいい。
だがそれ以上に、刺身という
「醤油つけて食ったらええねん」
みたいなものを、これほどまでに美味しく食えるとは思わなかった。
ああ、ブログで美味しさを伝えきれないのが悔しい。
それくらい。
ここの人は、魚をおいしく食べる方法を知っている。
刺身だけじゃない。
味付け次第でこんなにおいしく食べられるんだ。
上記2品で、なにより思ったのは、
どちらも650円だということ。
650円。
650円ですぜ。
東京なら値段は倍。
量は半分。
それが、この美味さ、この値段でこの量ですよ。
費用対効果、どんだけですか?!
本当に、一気に新潟ファンになりました。
地震の義捐金、コンビニの募金箱で見かけたら是非募金します。
ビバ、新潟!
こうして、異常なほどに満足してほろ酔いとなった僕らは店を後にし、
せっかくなので徒歩15分ほどで行けるという日本海まで歩いていくことにしたのでした。
旅の幸せのハイライトはこうして過ぎていったのでした。
(つづく)


