フランスはフランス人と結婚し、
移住する外国人に対して、
無料で語学学校へ通わせてくれる
制度があります。
いや、無料と言い切ってしまうのは
語弊があるかも。
なぜなら、滞在許可証の申請に際し、
高額な申請料を払っているから。
でも語学学校に行っても行かなくても
その申請料は各人一律なので、一応
無料ということになるのかな。
いずれにせよ、自腹で語学学校に
通うよりもお安いことは確かです。
十分なフランス語能力があれば、
語学学校への通学が免除されますが、
フランス語と言えば Bonjour と
Merci くらいしか知らない私は当然、
語学学校へ通うよう指示されます。
政府としては「早くフランス語を
習得し、仕事を得て、納税しましょう。」
という意図があるわけですが、
自立した生活を送るために手助け
してくれるのは有り難いです。
2012年7月当時は、政権が
サルコジ大統領からオランド大統領に
変わって間もなく、移民に対する制度
も色々と変わりつつある頃でした。
移民局指定の語学学校に通ったことが
ある友人たちの話では、履修時間が
450時間だったり、350時間だったり、
また通った期間も1年だったり、半年
だったり、通う頻度も週1だったり、
週3だったり、彼女たちの通った時期、
居住地区により、情報もまちまちでした。
フランス語の能力を表す DELF ・
DALF というものがあり、これは
フランス国民教育省が認定した唯一
の公式フランス語資格( ディプロム)
で、一度取得すれば無期限有効です。
DELF A1 → DELF A2 → DELF B1 → DELF B2 → DALF C1 → DALF C2
と右にいくほどレベルが高くなります。
DELF A1 の下に DILF という
移民用の特別プログラムがあり、
友人たちはまず、この DILF から
始め、試験に合格した後、DELF A1
に進んだとのことでした。
フランス語能力はゼロの私なので、
当然のように DILF からスタート
するものだと思っていました。
そして、フランス語能力を
チェックする日がやってきました。
能力チェックの前に担当者から
語学学校のカリキュラムについての
説明があったのですが、すべて
フランス語。
っていうか、これが理解できたら、
語学学校に通う必要ないでしょう。
他の人は付き添いのご主人をが同伴
でしたが、私はひとりぼっちで
心細かったです。でも頑張る!
とにかくフランス語の能力により、
150時間もしくは300時間の
授業が与えられるそうな。
能力チェックのテスト中、
同伴者は退室。
ビキナーの私はどうせ一問も解答
できないだろうと思っていたところ、
問1はイラストと文章を線で結ぶ
問題だったので、出来たのです。
問2も英語が理解できれば、
解答できるような問題でした。
問3は求人広告を見て、メールを
送るという設定の問題。
問4は新聞記事を読んで、
設問に答えるというもの。
私は問3から完全にお手上げ状態です。
考えても答えられるものでも
ないので、早々に降参。
テストの後はひとりづつ、担当者と
面談をして、与えられる履修内容
について伝えられます。
私は2ヵ月間で150時間の授業を
受けたのち、DELF A1の試験を
受けることになりました。
伝えられた時に「えっ?フランス語
ビギナーなのになぜ?」
「私にも300時間の授業を
受けさせてください!」と
お願いしました。※この会話は英語です。
しかし「 君は150時間で十分。」
と言われてしまいました。
担当者の説明によると
フランス語がまったくの初心者でも
英語がある程度、理解できる
→ 2ヵ月で150時間の授業
(多くの日本人はここに該当)
→ DELF A1の試験
英語が理解できない、もしくは
アルファベットが書けない
→ 4ヵ月で300時間の授業
→ DILF の試験
※アフリカの一部の国では
フランス語が話せても
書くことができない人もいる
とのことでした。
夫も私がめいっぱいの授業が
受けられると予想していたので、
その話をしたところ
「 テスト、分かる問題だった
としても答えたらダメじゃん!」
ですって。
そんなこと言われても結果は
同じだったと思うけどね。
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