情に流される…という言葉があります。

例えば商売であれば、原価というものがあり、単純に販売価格から差し引いたら、それが利益。それから、運送費やら、家賃やら、包装費やら、人件費やらを差し引いて、ようやくそれが儲けとなります。

野菜売りのおばあさん、リヤカー引いて野菜を売って生活をしています。
あるお宅で商売していたら、小さな子どもが奥から顔を出した。
おばあさんの顔を恐る恐る柱の陰から覗きこんでる。
おばあさんはリヤカーの中から桃を取りだし、子どもに差し出した。
子どもは、ソロリソロリと近くに寄ってきた。両手を差し出し、受け取った桃の香りを嗅いだとたん、にっこりと笑顔になった。
その顔を見たおばあさんは、とても幸せな気持ちに心を満たされた♪

帰り際、幼い子が手を振って見送ってくれた。
リヤカーを引く手が、軽くなったような気分でおばあさんは家路に帰った…

桃をあげたら、その家での利益は消えました。商売としては成り立ちません。でも、喜ぶ顔を見れた♪嬉しいと感じた♪
そんな小売りのおばあさんは、全国各地にたくさんいらっしゃいます。

駄菓子屋さんも、ずいぶん消えました。駄菓子屋のおばあさんも、利益ではなく、子ども達とのふれあいを楽しんでいたようでした。

今は利益追求ばかりの商売が溢れています。もちろん、商売の基本です。利益がない商売は、あり得ません。
でも、商売相手の喜びの為にやる商売でないといけませんよね?

そう、相手に喜んで頂いた♪その代価が、利益として返ってくるもの♪
それこそが、商売の基本とならないと。

商売がうまくいかない時。
商売相手に喜んで頂いてるかな?一方的に自分の利だけでやっていないかな?
自問自答したら、苦難から抜け出すヒントが見つかるかも?
損得だけじゃ、つまらない!!

そんな商売人だらけになったら、きっと笑顔溢れる町になっていくんじゃないかな?