好きな音は?
半世紀以上前から真空管アンプを作ったりしてますが、昔は性能的には今に比べて遙かに低いものでした。その一つが歪(ひず)みです。歪みとは入力された音を相似形に大きくするのがアンプですが、完全に相似形にならないのが歪みですね。確かに良いアンプなら耳で聴いた程度でどれほど判るかは疑問ですが。
その歪みで特に問題になるのが本来の音に余計な奇数次高調波が含まれない事なのです。偶数次高調波ならばどこまでいってもオクターブ上の音ですからよく聴いても判るか判らない程度の音色に若干の違いがでる程度ですが、奇数次高調波はオクターブの整数倍ではないので嫌な音になるのですね。
長年、生を聴いてきて、今は自分で楽器を吹くようになると尚更この奇数次高調波が嫌なのです。偶数次高調波だけの「純」な音を求めてしまう。
反論される方も大勢いるでしょうが、アンプでわざわざ歪ませた音を演奏するのは私には耐えられないのです。
勿論、嗜好の問題ですから、個人的な感想ですね♪
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