作文が書けない理由

「うちの子、作文が書けないんです」
そんな声をよく耳にします。

 

でも実際には「作文が書けない」と一口に言っても、原因はさまざま。


作文が書けない理由って200個あんねん。

と言っても過言ではありません凝視いや、マジな話凝視

大きく分けると 心理的な要因技能的な要因 に整理できます。

 

 

 

  1,心理的な要因

 

自己表現が苦手

「こんなことを書いてもいいのかな」

「みんなはどうやって書いてるのかな」
と迷ってしまい、筆が止まる子がいます。
頭の中には考えがあるのに、自信がなくて表に出せないのです。

 

書くことへの抵抗感

真っ白な400字詰め原稿用紙を前にすると、誰しもプレッシャーを感じるものです。

私も、作文の時間は好きではありませんでした魂が抜ける


「作文は面倒!ああ、いやだ~!」

「どうせ先生に×をつけられるし…」
など、気持ちのハードルが先に立ってしまう場合もあります。

 

 

 

  2,技能的な要因

 

心理面ではなく、単純に「技術がまだ育っていない」ために書けない場合です。
そのいくつかを紹介します。

 

文法があやふや

主語と述語の対応がねじれる、助詞の使い方が不安定で読みにくい文になってしまうなど。

  • 主語と述語のねじれ
     例:「ぼくは、犬が庭で遊びました」
     本当は「ぼくは、犬が庭で遊ぶのを見ました」と言いたいのに、主語が二つあるので不自然な文に。

  • 助詞の間違い
     例:

     1「ぼくはりんごがたべました」
       2「ぼくわりんごおたべました」

    1は文法の誤り、2は表記の誤りです。
    2のように書いてしまう子は、文法よりも表記でつまずいていると言えます。

語彙不足

思ったことを表す言葉が足りないと、上手く表現することができません。

「楽しかったです。」

すべての作文がこうなってしまうことも、よくあります。
本当によくあります。

(大事なことなので2度言いました爆笑

 

 

作文の「型」を知らない

作文には基本の型があります。

型を知らずに、自由に書けと言われても難しいのは当然です。

 

例えば、こんな書き方があります下矢印

 

書字そのものの負担

なんらかの理由で文字を書くことに抵抗がある子たちもいます。
この場合は作文以前に「書く」という動作が壁になっています。

 

 

 

  技能的要因の中にある「書き」の3段階

 

作文の土台となる「書く力」には段階があります。

  1. 文字が書けない
     ひらがな・漢字そのものを書くのが難しい。
     形が崩れる、思い出せない、時間がかかるなど。

  2. 文が書けない
     一文を正しく組み立てられない。
     例:「ぼくは、犬が庭で遊びました」

  3. 文章が書けない
     文は書けるけれど、つなげてまとまりのある文章にできない。
     例:「~でした。~でした。~でした。」と単調に並んでしまう。
     

 この3段階のどこで止まっているかを見極めると、サポートの方法がはっきりします。

 

  まとめ

 

 

作文が書けない理由は――

  • 心理的な要因(自己表現が苦手、抵抗感)

  • 技能的な要因(文法・語彙・型・書字・文字/文/文章の段階)

の二本柱に分けて考えると整理しやすくなります。

「どこでつまずいているのか」を見極めれば、解決の糸口は必ず見つかります。
お子さんに合ったステップを踏むことで、「書けない」が「書けた!」に変わる瞬間は訪れます。

 

 

 

 

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