7/28(火)、退院の日。
朝の回診でH先生に止血バンドを外して貰う。
造影CTを撮り、今回の入院での検査は全て終わった。
退院する前、先生に呼ばれてナースステーション隣の面談室でムンテラ。
H先生と、Y先生から検査の結果と今後の治療方針の説明を受けた。
私の手術は脳神経外科部長のY先生が執刀してくださる。
手術室には脳神経外科医長のS先生、主治医のH先生も入り、手術は3人の先生によって行われる。
他に研修医も立ち会うらしい。
手術中、患者は医師に自分の命を預けることしか出来ないけれど、
医療従事者にとって手術は、研修医が手技を学び、外科医は症例を積み重ねて患者の命を救う最前線の実践の場でもあるんだなぁ、、、と思った。
ホワイトボードに皮膚の切開方法を図示した後頭部の絵が描かれていた。
皮膚の切開のラインは、こんな感じ。↓
耳の高さで横にカーブして右耳の付け根付近で下に向かっている。
ひらがなの「し」の字を上下逆さまにしたみたい。
実際、現在の私の後頭部にも、この図のように手術の傷痕が残っている。
『けっこう大きく皮膚を切開するんだなぁ〜〜、、
、、、』と、ビビリながら
、、、』と、ビビリながら髪の毛は、どのくらいの範囲を剃るのか、Y先生に聞いてみた。
「本当は後頭部の右半分を剃りたいところだけれど、
極力せまい範囲にとどまるようにしましょうか?」と言われたが、
私は「先生の判断で思いっきり剃っちゃってください!!」と頼んだ。
最近の開頭手術は美容的な問題で、あまり広範囲に髪を剃らないことが多いらしいけれど、
そんなことが手術の妨げにでもなったら元も子もない。
だいいち、髪の毛が無いほうが衛生的で、傷口の治りも早いに決まってると思った。
私は髪伸びるの早いから、目立たなくなるまで、帽子を被っていれば済む話だ。
アンギオの3D画像では造影剤で黒く強調された血管にこびり付くように黒い塊、、腫瘍本体が映し出されていた。
やはり、もう殆ど血管芽腫で間違いないだろうと素人の私が見ても解った。
アプローチする方向の頭蓋骨から目指す腫瘍まで直線距離にして、約25mm。
もちろん重要な神経や動脈、静脈などを傷付けないようにアプローチしてゆかねばならないので、たかだか25mmの距離でも、
その道のりは遠く険しいのだ。
