Rebirth*貴音です。
23日に無事、姫路市内のコワーキングスペースSharesでの上映会を終えることができました。
映画『くう』(監督:トシワキタ・声:總水とおま)予告編

私ども主催者は、今年9月初めに行われた同じ場所での最初の上映会で「くう」に出会い、ある種の深い衝撃を受け、その帰り道に もう一度「くう」を姫路へ呼ぼうと決めたのでした。
このときの"深い衝撃"というのは、静かではあるが脳に直接的に働いたのだと、今振り返り 感じます…。
今回で2度目の鑑賞ですが、一言で感想を述べるなら、やはり"不思議な映画"ということばが真っ先に出ると思います。
ただ、明らかに初めてのときとは違う感想を持ちました。
初めてのとき、子どもの頃に"ただ、流れゆく風景を眺めていた"感じが蘇り、堪らない懐かしさを感じるとともに、脳が非常に混乱したのです。
私に、意味を持たせてくれない…
”目の前の現象や出来事のすべてに意味を与え、言葉にする”という現実化のための変換ツールに納まりきらない
幻影だけを見せ、つかませてくれないのです。
"つかめない"ことにもがくことで、"幻想に意味持たせ、これを命綱として生きている"現実に焦点があたる。
ほぼ単調なリズムでこなす私たちの日常ですが、それでもやはり、ドラマチックな趣きを持っているのだな… と、強く感じました。
この、自分なりに意味を与え、ストーリーをつくろうとする働きこそが現実化するということなのですが…。
現状、私たちが地球上で生きるには、社会生活を送る人が大半以上ですよね。
この集団性に属することで人生そのものの安定を保っている…つもりでいる。
『くう』は、この "つもり" の部分にダイレクトに侵食してくる…
"つもり" は、まぁ要するに幻想のことですよね。
社会というものがあたかも存在しているかのように、人生の一大重要事項という処遇で脳が扱っているだけ。という認識。
『くう』は、その"つもり"の幻想を"喰う" ことで、"空(くう)" を目から耳から取り込ませてくれる。
ここまで感想を書けたのは、今回2度目を観たことで、初回に何となく感じられていたことが ようやく言葉に落とせたから。
今回は最初の15分ほどは思考がワーっと立ち上がり、"あー、あったあったこのシーン。今日は何を感じるかなぁ…" だの、
"他の人にはどう見えてるんだろう…" だのとうるさく、"空っぽになって観たい"気持ちと闘っていたのですが、徐々に思考が消え、映像に溶け込むようにただ、感じることができたような気がしています。
"感じる"ということは、五感から入るとても個人的な意識ですが、映画として集団で観ているので、その場の深層意識下で共有している状態が起きる。
昼夜二部のうち、私が観た夜の部は、すでに何度か鑑賞していらっしゃる方の率が多かった。
この映画を何度も観たいと思う方は、ご自身を積極的に客観視する傾向があり、思考の枠組みを外して意識をコントロールしようと日々試みておられることでしょう。
そのためか、枠組みから脱した、普段立ち昇ることの少ない潜在意識の一部が割と濃いめに会場に漂うような… ある意味、異空間を感じました。
日常意識にどっぷりと浸かりきってしまった私たち…
『くう』の放つ異空間に誘われる
"いつかここへ、帰っておいで"
あわや忘れ去られんとする源の記憶をほんの一瞬、垣間見る。
それぞれのたどり方で、いつか、忘れていた本当の家路へ…
そして、このとてつもなく面倒なくせに、美しい神秘に溢れた地球生活を、懐かしい愛しさと共に思い出す日を迎えるかも知れない。
ほんの一瞬なのだが、私たちの細胞はおそらくその一瞬を逃しはしない。
彼らが真に求めるものはただ一つ。
だから、細胞たちからの溢れ出る求めに応じて繰返し観たくなるのだろう。
上映後に行われる、ワキタ監督と声優とおまさんのトークでは、映画制作にまつわることや潜在意識についてのお話なども含め、楽しく時にディープに語ってくださいます。

トークの後は任意参加の感想シェア会。

参加者お一人ずつの感想をその場で直接聴くことのできる、お二人にとってはもちろんのこと、参加者、主催者にとっても貴重な機会。

初めて鑑賞した方、また何度目かの方、それぞれに新鮮な感じをもたらす…そこもこの映画の持つ不思議な魅力ではないでしょうか。
上映会を終え、ホッとしたら急に空腹感が… 真夜中に駅付近をひたすら歩いて立ち寄ったイタリアン バル Maria Mariaさんは、閉店間際にもかかわらず親切に対応してくだったうえ、お料理も美味しくて大変ありがたかった~♡
心もお腹も満ちて、和やかなひととき♪

紅一点 じゃなくこの場で唯一人、大好きなスイーツは決してハズさない男性…

まずは強面で

でもやっぱり、ほぐれてしまう
翌日は、縁の方と共に地元の寺社を参拝に。
まずは、高砂市の生石神社から。

石の宝殿と呼ばれ、地元の人々に厚く敬われているのが随所から伝わる神社です。

すごいご神氣。
裏手の岩山一帯が御神体なのでしょう…。

陽気に誘われ、寝転んで味わう
…れ? そっち向き!?

午後は姫路へ戻り、書写山圓教寺へ。


書写は どことなく鞍馬に雰囲気が似ていると感じるのですが、皆さんはいかがですか?
『くう』にマッチする感じも。


瀬戸内海の向こう、四国も見える。
『くう』と出会ってもうすぐ3ヶ月が経ち、それ以前より確実に 私の内部でいくつかの旧式の枠組みが剥がれているのを感じています。
すでに外れているのにもかかわらず、便宜上まとい続けているものもあります。
これら軽い"嘘"は、不要であるなら何らかの事象を呼び、手放しを促されるでしょうが、ときが来て自ら剥がせば、自と現実を開くことになると思います。
『くう』上映会に参加、鑑賞した方はDVDを購入できるとのこと。
まだ何度か、観るつもりでいる私です。

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