そして優維香、隆英にスマホ画面を。
隆英、
「うん…???」
そして…。
「おや。」
そしていきなり、
「はぁ~~~っはっはっはっ。」
優維香、
「もぅ~~~。今、これかよ~~。戻れないじゃない。」
隆英、
「いやいやいや。何と。悠里さん。かかかかか。しっかし、いつの間に。」
優維香、歩きながら、
「もぅ~~。なんで、今…???」
ラインを送った悠里、
「ニッシッシッシ。」
そんな悠里を見て瑛子と阿寿沙、
「何…???」
「どうしたの…???」
悠里も瑛子と阿寿沙に自分のスマホを。
「ジャ~~ン。」
瑛子、阿寿沙、悠里のスマホの画面を見て、途端にふたり、
「え――――――――っ!!!」
真宮と池辺、
「へっ…???」
「何々、どうした~~???」
瑛子、いきなり、
「かっかかかかかか。」
阿寿沙、
「や~~るね~~。悠里~~。かかかか。何とも。」
真宮も池辺も、
「うん…???」
七瀬も、
「うん…???…どうかしたかぃ…???」
賀寿恵も、
「悠里さん…???…瑛子さんに阿寿沙さん…。」
瑛子、
「かかかかか。ここにきてまたまたカップル誕生だよ~~。」
佐津香も小埜瀬も、
「うん…???」
吉竹も菜帆子も、愛結美も順平も、
「う~~ん…???」
瑛子が池辺に、
「悠里、今、付き合っている人、いるんだって~~~。かかかかか。」
池辺、
「うそ。」
真宮、
「おぃおぃ。ほんとか~~???」
悠里、顔をコクリと。
「うん。…って言うか~~、みんなも知ってる人。」
瑛子と阿寿沙だけ、
「かかかかか。うんうんうん。確かに。あの人~~。」
真宮、
「あの人。」
阿寿沙、
「もぅ~~。エスコートしてたときから、彼女いるのかなぁ~~って、みんな、気になってたから~~。」
池辺、
「へっ…???…誰よ、誰よ。」
ゲート内の椅子に座ってしばし、寛いでいる優維香と隆英。
優維香、
「しっかし…。今まで私に、一切何も教えないでって。いつ~~???」
隆英、
「まさか、葛籠さんとは…。僕も全然気付きませんでした。」
優維香、次々と送られてくる悠里からのライン。
「こっちも話題沸騰~~。私のリリースに盛~り上がっちゃってます~~~。」
隆英にスマホを。
「ふん。」
隆英、画面を見て、
「おや。かかかかかか。盛り上がってますね~~~。はははは。悠里さんらしいや。」
「…ったくもぅ~~。悠里めぇ~~。」
隆英、
「さてと。参りますか~~。」
優維香、
「あ、うん。」
そして…。優維香と隆英、搭乗口から機内へと。
そして…。電子掲示板は、
「搭乗終了」
優維香にとっては、初めての海外。
子供の頃に、柊真と佐津香から連れられての国内旅行で、飛行機の経験はあるのだが、
柊真が亡くなってからは一度も…。
そして…。電子掲示板は切り替わる。
佐津香、腕時計を見て、
「優維香、行ったね~~。」
小埜瀬、
「えぇ。」
佐津香、
「みんな、ありがとうね~~。真宮部長、池辺課長、それに悠里さん。瑛子さん、阿寿沙さん。」
瞬間、瑛子と阿寿沙。
「わお。私たちの名前。」
佐津香、ニッコリと。
「うん。もぅ当たり前。優維香たち、戻ってきたら、また、よろしくお願いします。」
吉竹、
「おぅ。もぅ、そろそろ。」
小埜瀬、
「ですね。」
再び、全員が電子掲示板を見る。「搭乗手続中」
佐津香、菜帆子と愛結美、そして順平に、
「じゃ、行ってくる。」
菜帆子、
「うん。」
そして、佐津香とハグ。
愛結美も。
順平、
「行ってらっしゃい。」
佐津香、須美に、
「じゃ、行ってくる。」
須美、
「うん。気を付けてね。」
伊寿美、佐津香にハグして、
「行ってらっしゃいだよ~~。」
佐津香、伊寿美に、
「はははは。うんうんうん。行ってくる。」
そして佐津香、吉竹に。
「じゃ、部長、行って参ります。」
吉竹、
「おっ。気を付けてな。」
佐津香、麗子に、
「麗子さん。」
麗子、
「うん。行っといで。」
賀寿恵、
「行ってらっしゃいませ。」
佐津香、
「ははは。弓さん。お幸せに~~。優維香と隆英さんから聞いてま~~す。」
瞬間、賀寿恵、
「え~~~~っ!!!」
いきなり悠里、瑛子、阿寿沙、
「何々、何々、それ…???…賀寿恵さん…???」
いきなり賀寿恵に群がる悠里と瑛子、そして阿寿沙。
その景色に池辺と真宮まで、
「えっ…???…何だ…、今の…。」
「うんうんうん。」
賀寿恵、
「あ、あ…と。あ~~。」
麗子、
「かかかかか。ささ。佐津香、小埜瀬さん。行っといで。」
エスカレーターで上まで。
佐津香と小埜瀬、吉竹や菜帆子、愛結美、順平に手を振って。
傍ではいきなりの歓声。
「きゃ―――――――っ!!!」
佐津香と小埜瀬、その声に、
「ははははは。」
「かかかかか。」
小埜瀬、
「弓賀寿恵さん。理江子さんと同じ立場の人。」
佐津香、
「うん。社長秘書の。麗子さんは隆英さんに弓さんって。そう考えてたみたいだけど~~~。」
瑛士、
「えっ…???…ほんとに…???」
佐津香、
「えぇ。…でも、隆英さん、その時にはもぅ、優維香と。」
「へぇ~~~。」
全ての手続きを終えて…。
瑛士、
「いやいやいや。まさか。アメリカですか~~。それにしても、社長。」
その声に佐津香も、
「う~~ん。今は翻訳アプリもある。だ~~って。」
「まま。確かに。けどな~~~。」
佐津香、そんな瑛士に、
「かかかかか。行くっきゃないでしょ。ここまで来たんだ。」
「さ~~て。何が待ってるんだか~~~。」
佐津香と瑛士も、搭乗口へと…。
そして…、機内へと。
悠里と瑛子、そして阿寿沙、
「す~~ご~~い。いつの間に賀寿恵さん…???」
池辺と真宮も、
「いやいやいや。」
「分っかんねぇなぁ~~。」
愛結美、
「凄いよね~~ジョエル、盛り上がってる~~。」
順平、菜帆子を見ながら、
「凄いよ、ふたりもカップル~~。」
菜帆子、順平に、
「もぅ~~。うるさ~~い。」
その時、菜帆子の肩にドン。
「あっ。すみません。お怪我…。」
奈帆子、
「あ、いえ…。」
振り向いた瞬間、
「わお。」
頭の中で、
「…ナイスガ~~イ…。」
既に…。成田から2機の飛行機が…。
隆英、優維香に、
「大丈夫…???」
優維香、
「あん。うん。OK。」
瑛士、佐津香に、
「あっと。…あ~~。はは。大丈夫ですよね~~。」
佐津香、
「うん…???…何…???」
「挿絵の仕事~~。」
その声に佐津香、
「かかかかか。任っかせなさ~~い。」
そして…、機内の窓から、
「雲だね~~。」

―――― Fin ――――
好きになれない。 vol,327. 機内の窓から、「雲だね~~。」
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