「さっすが~~~。出来てる~~。佐津香さんの娘~~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 愛結美も菜帆子の声に頷き、
「うんうんうん。」
そして佐津香を見て、
「………。」

佐津香、コーヒーを飲みながらに、菜帆子と愛結美を見て、
「ま。確かに、最初はビックリ。」

瞬間、菜帆子、
「当~然~~ん。」

愛結美も、
「うんうんうん。」

佐津香、
「でも、あの子。」
そこまで言って、
「まっ。私の娘だからねぇ~~。私が決めた事だからって、数秒考えただけで、分かりました。おかあさんをよろしくお願いしますって。」

その瞬間、菜帆子、愛結美、
「さっすが~~~。出来てる~~。佐津香さんの娘~~。」
お互いに顔を見合わせて、
「うんうんうん。」

「お願いっすよ~~、先輩~~ぃ。」
「分~~かった、分かった。うんうん。心配すんな。教えてやっから。」

休憩ブースに入ってきた龍二と順平。

順平、3人を見て、
「おや。お揃いで~~~。」

菜帆子、ふたりに、
「な~~にぃ~~。お願いっすよ、先輩~~ぃって、龍二、順平に何か、頼み事…???」

「あ、いや…。実は、龍二のお姉さんが、アパレルショップを立ち上げたいらしくって…。けど、どうも上手く行かないみたいで。…で、僕に何とか手伝ってくれないかって。」

愛結美、
「へぇ~~ぇえ~~。龍二のお姉さん、アパレル~~。」

龍二、
「はい。まぁまぁ、人気あるみたいなんすけど、友達から、もうちょっと工夫したら、もっといい感じになるかも。って、言われたらしくって。…でも、これ以上、どうやればいいかって悩んでて。…でぇ、会社にその辺、詳しい人いるから聞いてみるよって言ったら、ほんと、ありがと。サンキュウ~~って。」

順平、自販機の前で、
「…って言うか、何の事ぁない。彼女も、同じ、アパレルなんで、どうせならって。」

佐津香、
「へぇ~~~。順平の彼女さん、アパレル~~。」

菜帆子も愛結美も、
「へぇ~~。そうなんだ~~。」

順平、
「…で…???…3人共、揃ってブレイクって…。珍しや。いつも、交代交代なのに。」

菜帆子、
「ふん。実はねぇ~~。佐津香さん、娘の優維香ちゃんからOK~~。出たらしいの。」

瞬間、順平、
「はは。本当っすか~~。かぁ~~。良かったっすね~~。」

龍二、その声に、
「へっ…???佐津香さん、娘さんって…???」
僅かに数秒、
「あっ。そっか~~。課長~~。」

愛結美、
「もぅねぇ~~。マーケティング事業部、こぞって佐津香、小埜瀬を祝福だからね~~。」

「の~~前に~~。仕事よ、仕事~~。忙しくなってくるって言うのに~~。私と彼との事だけで回んなくなるって事、ないように~~。」

すぐさま菜帆子、愛結美、順平共々、佐津香に敬礼。

そしてそんな格好をお互いがお互いを見て、
「ぷっ。」

菜帆子、
「まま。確かに、浮かれすぎもほどほどにってねぇ~~。」

愛結美、
「…で…???…佐津香さん、肝心のアレは…???」

龍二、愛結美に、
「アレって…???」

菜帆子、
「ば~~かねぇ~~。男女が付き合って、それから家族からOK貰っちゃえば、次はアレに決まってんじゃないよ~~。」

順平、
「つまりは…。」
真っすぐに立ち、そして右手を握り拳に、肘を曲げて。

思わず菜帆子と佐津香、
「ぷっ。」

佐津香、可笑しがりながら、
「な~~んてね。…んなもん、やる訳ないでしょ。恥ずかしいったらありゃしない。この歳で~~。」

「…と、言う事で~~。」
菜帆子。
「愛結美さん。」

愛結美、そんな菜帆子に、
「オッケィ~~~。」
そして、順平を見て、
「順平、あんたもよ。」

順平、愛結美に、
「へっ…???」
目をパチクリと。そしてキョロキョロと。そしてニッコリと。
「了~~解。」

龍二、そんな順平を見て、
「へっ…???…先輩…???」

龍二に順平、いつものドリンクを。
「ほぃ。」

龍二、ドリンクを受け取って、
「あ、はい。ども。」
小銭を順平に。

順平、小銭を受け取って、
「あぃよ。」






何かしら、朝からしっくりと来ない感じの優維香。
実は、昨日の事で気持ちがシャキッとしないでいた。
確かに、母親が結婚。それは嬉しい、のだが…。
肝心の相手が、今、自分の彼氏となっている隆英の父親だとは、
思いも寄らない事だけに、母には、「分かりました。」
そして小埜瀬に、「母の事、よろしくお願いします。」
とは言ってしまったものの、嬉しいやら困ったやら。今の自分の事をどう話せば…。
悩んではいた。

相棒役の悠里にも、中々話せないでいたのだった。
そんな矢先、ある話が舞い込んで来た。

真宮から呼び出された小埜瀬と優維香。
「えっ…???…株式会社経営コンサルティング、WAKO。」

キョトンとする優維香。

真宮、
「あぁ。実はその会社、俺のカミさんの会社なんだが…。」

優維香と小埜瀬、顔を見合わせて、そして、真宮に、
「部長の…、奥さん。」

真宮、僅かにコクリと。
「あぁ。」








好きになれない。   vol,279.    「さっすが~~~。出来てる~~。佐津香さんの娘~~。」

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