愛実、「え゛――――――っ!!!…フランス~~???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ そして…。その話は瞬く間に。

柚香からの電話で愛実、
「え゛――――――っ!!!…フランス~~???…うそでしょ。何がどうなって…???」

「うそぉっ!!!マジでっ!!!…い~~。え~~???…フランスってか。…なんだ、なんだ、なんだ~~。」
真輝からは亮輔に。

そして…、
「う~~っそ。フランス~~???…え゛ぇ~~~ぇえ~~。」
亮輔からは阿須賀に。

「藪さんからの話で…。その方向性~~。だとさ。真輝が言うには。」

阿須賀、
「いやいやいやいや。…で…、柚香さん、どうするんだろ…???」
そこまで言って阿須賀、
「でも…、陽織ちゃんから柚香さんに。な~~んか、ナイスタイミングじゃ~~ん。…って…、おばあちゃんには申し訳ないけど…。」
舌をチロリ。

亮輔、
「まぁな~~。…もしかしたら、おばあちゃん、かなり、疲れてるんじゃないか~~。」

その声に阿須賀、
「うん。最初、陽織ちゃんと一緒のとこ見た時のおばあちゃんとは、ちょっと…。」

「あぁ。おまえ、言ってたもんな~~。」
「でも…、あぁいうおばあちゃん、私、好きだな~~。な~~んか、あったかくって。優しくってさ。」

「…って…、あれ…???阿須賀んちのじいさん、ばあさん…???」
「う~~ん。ど~~っちもいるよ~~。ただ…。年齢がね~~。どっちも80…近いかな~~。」

「…って…。俺んとこと同じじゃん。俺…、末っ子だから…。尚の事。」

「そっか~~~。」
阿須賀、
「あ、今、亮輔、バイト…???」

「あぁ。あと…、1時間。そのまま、休んでからエンカントだけどな~~。ルシアにも教えておきたいし。」
「あん。じゃ、いつも通り、お願~~い。」

「おぅ。分かった~~。」






あり合わせの食事を幸乃。倒れてから凡そ6時間。
何とか布団の中で起きる事が出来るようになっていた。

柚香、
「こんなものしか作れないけど…。」

「な~~に言ってる~~。立派なもんだよ~~。」
そして、一口。幸乃、柚香を見てニッコリと、
「おいし。」

そんな祖母に柚香もニッコリと、
「良かった。」

そして幸乃、
「久~~々に食べたね~~。お粥。」
そこまで言って幸乃、少し頭を傾げて…、
「…って言うか…。…うん…???…何年振り…???」

柚香、口を尖らせて、目をぐるりと…。
「うん…???」

幸乃、
「だって、おばあちゃん、おまえにお粥なんて作った事、ないし。風邪で学校休んだ…なんて、なかったろぅ~~。」

その話に柚香も、
「確か…に…。うん。はは。あ。それを言うんなら、おばあちゃんも…。倒れた、体調悪いなんて、まず、なかったもんね~~。」

目をパチクリと幸乃、
「そぅ言えばそうだ。あは。あはははははは。かかかかか。」





愛実、母と一緒に夕食を…。とにかく、ポカ~~ンと。

淑子(よしこ)、
「な~~に~~。そんな…、ポカ~~ンとした顔でご飯~~。」

その声に愛実、目をパチクリと、
「へっ…???…あっ。」
思わず小刻みに顔を左右に。
「あ、ううん。別に~~。」

「何か、突拍子もない事でもあった~~~???」
「へっ…???…あ、いや…、別に~~。」

「彼氏に…プロポーズ、されたとか~~???」

それでも愛実、
「はっ…???…あ、いや…、別に~~。」

「まっ。そんなはずはないか~~。まだ、大学2年~~。早過ぎるか~~。」
「あっ。いや。…別に~~。」

淑子、まだポカ~~ンとしている愛実に、
「愛実~~。」
そして、遂には、
「愛実っ!!!」

その声に、思わず愛実、
「へっ…???」
そしてまた顔を小刻みに左右に。
「えっ…???…何…???」
今度はおかずをパクパク。
「どしたの、かあさん???」
そして、ご飯を。そして、ニコニコと、
「ふふ。お~~いし。」

淑子、ヘタレ顔で、
「な~~んでもない。」

ポツリと愛実、
「フランス…かぁ~~。」
そして、顔をゆっくりとぐるぐる。
「ふぅ~~ん~~。凄いや。」

「な~~にぃ~~???…フランスって~~。」
ご飯を口に。

食べながら愛実、
「ふん。ユズ~~。フランス、行くかも、知んない。」

いきなり淑子、目を見開いて、
「うそっ!!!」




こちらは勝巳家の夕食。珍しく今日も4人全員揃って。

吾大、
「ほぅ~~。今日は4人。しっかりと揃って~~。うんうんうんうん。」

愛佳、
「な~~に言ってんの~~。今日も、でしょう~~。」

「はいはい。分かりました~~。頂きます。」
両手を合わせて。

既に食べてる咲耶、
「まね~~。かあさん、とことん仕事忙しい時は夕食、私かお父さん。かぁ~~。作り置き~~。」

その声に愛佳、両手を合わせて頭をコクリと。
「大変感謝しております~~。」

吾大、
「まっ。いつもの、事ではあるが…。とにかく、かあさんあっての勝巳家。」

瞬間、咲耶、
「あっ。お父さん、偉~~い。」

真輝、
「はいはいはい。腹減った~~。かかか、廊下まで匂ってた、カレー。」
そして冷蔵庫から缶ビール。

咲耶と愛佳、
「…と、言う事は~~。」
顔を見合わせて、
「戻った~~~。」

吾大も、ふたりを見て、そして真輝を見て、
「へえ~~ぇえ~~。」








LIBRA~リブラ~   vol,195.   愛実、「え゛――――――っ!!!…フランス~~???」

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