薫子から電話で茉祐子の事を聞いて一颯、
「え――――――っ!!!…そいつは初耳だな~~。へぇ~~~。茉祐子ちゃんがCМのモデルに~~。」
料理教室、事務局にて薫子、
「えぇ…。かかかか。何ともびっくり~~。もぅ、親族も料理教室も、その話で持ち切り。」
一颯、
「へぇ~~~。篠田真理。なんとも…面白い事、考えたね~~。モデルに一般の女性…かぁ~~。」
そして一颯、
「かかかかか。それにしても…。」
薫子、
「ん~~~???」
「篠田真理。意外と…、見る目…、あるじゃん。」
その声に薫子、
「ぷっ。…ありがと…。」
そして薫子、
「えぇ~~。」
ニッコリと、
「私の…大切な…、そして…、自慢の一人娘ですから~~。」
一颯、
「かかかか。ごもっとも。あ~~。…で、番組、最後のは…。そんな感じで…。」
「は~~い。」
そして薫子、一颯に…、
「あっ、六条さん、霧島さんから、その後…???」
一颯、
「あ~~、うんうん。昨日、連絡あって、今日の午後3時から打ち合わせすることになってる。」
その声に薫子、
「うんうん。そっ。はい、よろしくで~~す。」
「おぅ。うん。…しかし…、とにかく…、茉祐子ちゃん、嬉しいことになった~~。かかかか。美珊にも伝えてくよ。」
「はは。やっぱり…、そうなっちゃうね~~。」
一颯、そんな薫子の声に、口を尖らせて、
「いやいやいや。当然でしょう~~。成宮家と六条家、とにかく繋がり、深いんだから~~。かかかか。」
「はいは~~い。その通りで~~。」
「…では、そう言う事で。番組の方は…よろしく~~。」
「は~~い。では、失礼しま~~す。」
通話を切った途端に、ドアの方から…。
「え――――――っ!!!うっそ~~~。」
そして、
「ぷっ、かっかかかか。」
恵津子の笑い声。
そして、穂成美の、
「…ったくもぅ~。あんの野郎~~。どスケベ野郎~~。」
「いやいやいや。…でも、仕方がない。そういう状況じゃ~~。」
そう言いながら、お互いに自分の席に…。
その話を聞いて薫子、
「……???…何の話…???」
薫子のその顔に恵津子、途端に穂成美を見て、右人差し指を鼻先に、
「ぷっ。」
穂成美はなんともぷ~たれた顔で、腕組みをして、
「んもぅ~~。」
恵津子、
「ん~~~。健匠君。午前中にふたりでね~~。」
そこまで言って恵津子、途端に、
「くくくく。」
薫子、
「はっ…???」
「実はね~~。」
穂成美は未だにぷ~~たれて…。
薫子、そんな穂成美を見て、首を傾げて…、
「…???」
「午前中にふたり、自販機で飲み物…買ってたんですって…。」
薫子、キョトンと…。
「健匠君が自分の飲み物。そしてお釣りを取り出して、コインを入れて…。その時、右手から100円玉、地面に落ちちゃった。…で、その時、穂成美ちゃんは、自分の好きな…。…で~~。その時~~。その落ちた100円玉~~。自販機の下に転がっちゃって…。健匠君、体、落として、下に手を伸ばして…、顔は穂成美ちゃんを…。…その時、風が吹いて…。思わず穂成美ちゃんのスカートが…。」
その話を聞いて薫子、思わず穂成美の穿いている全面プリーツのロングスカートを見て、
「あっ。…まさ…か…。」
恵津子、
「そっ。…捲れて…。何と…。スカートの裾が…。健匠君の頭に…。」
そこまで聞いて薫子、途端に、両目を右左に…。
「へっ…???」
そして、
「…い、いや…。まさか…、ほんと…、マジで…???今…、私…ちょっと…想像しちゃいましたけど…。」
穂成美、薫子の話を…、聞いているのか…。口を尖らせてまま…。
恵津子、笑いを堪えながらも…、
「そっ、その通り…。」
薫子、その声に…、右手を振って、
「いやいやいやいや。そんな…都合よく~~。」
「…なら…、良いん…だけど~~。」
恵津子、ニッタリとして…。
「…うん。…なら…良いんだけど~~???」
薫子。
恵津子。
「それが~~。ふたりの位置的、位置が~~。必然的に~~、穂成美ちゃんの~~、足元に~~。健匠君の頭…。」
薫子、思わず、
「い゛っ。」
そんな薫子の顔を見て穂成美、顔をグニャリと。
「裾が捲れて、そのまま健匠君の頭に…。」
薫子、「…って~~、ことは~~。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.147. 薫子から電話で茉祐子の事を聞いて一颯…。
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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。